最終回寸評 20冬
この記事を投下しようとしてCCSFに繋いだら過去記事にフォローが当たっ
ていてビックリ。京大の鯖が落ちて以降で長崎の方が数回フォロー当てて下
さった事が大昔にあったが、それ以来か。
おはようございます。
大和郡山のブラストマインダー、麻上 迦楼羅@ZAQ大阪です。
関西地上波限定(一部有線あり)かつ麻上の守備範囲内の作品で、12月から
1月にかけて終了した「テレビ用(一部は配信用)アニメーション作品」の寸
評です。
いつものようにf.r.a 公式採点方式&公式記号方式(バカ)で採点しています。
同じ物を付点再評価・誤字脱字修正したものをFani通の原稿としています
が、付点はf.r.a の方がより麻上です。
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●『ハイスコアガール2期』(毎日放送<TBS系>)
総合:3(開始時評価:3)
ストーリー:3 ビジュアル:3 キャスト:3 楽曲:3
個人的評点 OP:3 ED:3 J.C.STAFF
つまり、「同じ事」を2回やっただけ、、、と。朝チュンも2回。なんで
2期やる気になったんだろう。
#でんでんタウンをロケハンしたのは分かった。ハチと聞いて「ああ、あの
蜂ね」と地元民ながら感心した。あとフェラーリと。Go Hands に頼んだか w。
●『ライフル・イズ・ビューティフル』(サンテレビ<独立U局>)
総合:4+(開始時評価:3+)
ストーリー:4 ビジュアル:3.5+ キャスト:3 楽曲:3
個人的評点 OP:4 ED:3+ Studio3Hz
#こういう“芸風”はきららの独壇場だと考えていたが本作は集英社。こう
いうのも出来る様になったんだ集英社。4コマ風でおにゃの娘でマイナー
スポーツな集英社って過去何があったっけ?
今期一番面白かったのが本作か。意外にも(失礼)結構できてる。「ゆ
るい系だから」と侮るなかれ、結構描けてる、コントラスト高い。後日、
NHKだったかどこかで、関東のどこかの高校の部活の紹介(と思われる)
にまさに本作が出てきて、「あぁ。ビームライフルって空想じゃないんだ」
と思った次第。ビームライフルって言えばガンダムが持ってるアレですも
ん(本編中に“自虐ネタ”あり)。そして、ライフル競技と言えばクレー
射撃しか知らない麻上。「ファミコンの射撃(ライフルではない)みたい
なモノか?」と思っていたがかなり違う。射程10m で的の直径0.1mmを
狙うということは、単純計算で5.7/10000000 度
(tan-1(0.0001/10000))の誤差で銃身を固定しないといけないから、
「そりゃ“鎧”要るわ」とうなずける。心臓止めないと10 点エリア当た
らないんじゃネ。将来はデューク東郷バリのスナイパーか?w
作中でもライフルと的(手元含む機器一式)がいかにもソレっぽく、前
述のテレビで実物見て「あ!まんまやん!!」と驚いた、結構ガチ。結構
描き込んでる。ヘッドスタッフやる気満々だったんだ(薄々気付いていた
けど)。しかも「胸にストックを当ててはいけない」(ライフルを支える
のは両腕と頬)っていうルールが、ホントなのか嘘なのか「いかにも」な
のが笑える。つまりこの競技は貧乳が有利なのですよ奥さん w。デカいと
ストックに触れるしスーツの中で苦しいし。そんな小ネタやボケを入れて
くるということは(それもハズレ無し)、ヘッドスタッフはそれなりに勉
強してるかブレーンがしっかりしてる証左です。肝心の「ビームライフル
とは何ぞや?」や競技ルールの説明も大体理解できた。“裏付け”がしっ
かりしてる証です。惜しむらくは、団体戦はあるが根本的に「個人競技」
であり(作中でもそういう解説入れてる)、アクションは「的を撃つ」以
上に広げようが無いため、話・画が単調になりやすいんですな。ソレを嫌っ
たのかどうなのか、ライフルを構えている画・時間がそれほど長くなくて
(しかし丁寧)、どちらかと言うと「人間関係・成長」にリソースを振っ
ている(と思われる)点。これらが要らないとは言わないが、「ライフル・
的・ジャケット」の解説にもっとリソース回しても見易さのバランスは崩
れないと感じた。私見として、せっかく「ビームライフル」っつー超マイ
ナースポーツ(失礼)を採り上げるのなら、「ビームライフル競技を周知
する」ってな役目もあるんじゃネと思われ。本作原因で競技人口が増える
かもよ。
私見はさておき。登場人物は(顧問以外は)ビームライフルの知識があ
る現役高校生として話が始まるので、下手にウンチクを挟むと「何を今さ
ら」感が漂うのですが、観てる方は「知らない」。ので、それなりに説明
は必要なんですがコレが難しい。「どこまで説明すれば良いか」の線引き
で下手打った作品をこれまで数々見てきました。共有知識が薄いのに絵を
削って大量のセリフで状況説明しようとすると大体失敗するんです。が、
本作の場合は成功した部類ではないかと考えます、「分からない」という
事は無い。が、もう少し解説して欲しかったな。さいわい顧問は「何も知
らない」から始まって広島の本戦で「勉強した」と言ってるのだから、子
供達の代わりに解説させても良かったんじゃないかと思われ。ゆるキャン
の明夫さんの立ち位置みたいに。
あと、主人公の中学生時代の説明がややほったらかし過ぎか。「0話」
か「0.5話」が欲しい(見たい)ところだが、良くて円盤の特典だろうな。
悪いとは感じないが、初話に押し込み過ぎたか。かなりあっさり射撃部が
復活する辺り「……」。それ程安い“前段”ではないと思うんだが。そこ
に目をつぶれば、本作の本(脚本)はかなり良く出来てると考えます。1
2話構成(13週使ってるが7.5話は総集編)としては良い時間配分です。
「そもそも競技人口が極端に少ないから」というのはご愛敬、積極的に大
目に見よう。後日談ではないが良い纏め方や「無駄セリフ」がほぼ気にな
らない、「ツッコミ」が大体的確で絵も合ってる、“通常”と“ディフォ
ルメ”の使い分けが分かり易い、等はポイント高い。残念ながら7話は顔
が崩れた(7.5話が総集編。“小休止”前にバテたな)が、“きらら顔”
にしちゃ結構描けてる。周りも結構描けてる。何よりも「ライフルをかな
り描き込んでる」、コレ大事。木幡がオーボエを描き込むが如し。これで
ヘッドスタッフのやる気が分かる。やっぱ「テーマ(本作ならビームライ
フル)に手を抜かない」作品は面白いですな。
#素朴なギモンとして。トリガーじゃない方の手の使い方はアレで合って
るのだろうか? あと、「照準器」っていわゆる「スコープ」じゃない
のね。視力が良い人が有利なんだろうか?
##「時々ぃ、えぐりたくなる」。何て恐ろしい娘 w。“板”連合の娘達
に惨殺されるぞ(笑 。
●『神田川JET GIRLS』(毎日放送<TBS系>)
総合:棄権(開始時評価:2)
ストーリー:2 ビジュアル:3− キャスト:3− 楽曲:3
個人的評点 OP:3 ED:2 ティー・エヌ・ケー
「つうかあ」的なモノを期待していた。少なくともメカは期待できた
んだが肩透かし。4話までメカの説明しなかったのは痛いなぁ。要する
にアレは水上バイクなのね、Z軸方向にだけ動力があると。で、一定条
件を満たすと変形してブーストすると、、、。動力はミノフスキー粒子
か?「理屈」が弱い。あのパイロンと「3周」だと、競艇のイメージか。
神田川及びその周辺が具体的過ぎて(反意)「そうはならんやろ」っ
ていうのと(大阪で言う「道頓堀川で水泳」ってのと同意)、人物画が
あまりに分かりやすい(これも反意)ので超流した。「水鉄砲で撃たれ
ると脱装する」のにマスクのかけ方があまりにあからさまだったり。な
んで「後ろから『のみ』」マスクかけるんだろ? 撃たれて全裸になる
のならまだ分かるが(人権侵害だ)、脱装しても下に水着きてるんだろ?
それは萎えるなぁ、乳インフレだし。“素材”としては面白いと思うん
ですが、捻りが足りないと言うか、「『剥けば良い』という浅はかさ」
と言うか。
「要は水上バイク」でとどめたからつまらないんじゃネ? スラスタ
でZ軸の制御(それも加速方向のみ。いわゆる「直線番長」)しか出来
ないのにトリッキーな事させるから「底が浅い」って思われるんよ。逆
噴射やエアブレーキみたいな減速制御もさせてみ、画期的に表現が拡が
ると思うよ。「つうかあ」みたいになれ、とは言わないが。
●『放課後さいころ倶楽部』(朝日放送<テレ朝系>)
総合:3(開始時評価:3)
ストーリー:3 ビジュアル:4 キャスト:3 楽曲:3
個人的評点 OP:3 ED:3 LIDEN FILMS
無電源ゲーム(ボードゲームって言うの? TRPGじゃないよな)
の紹介に終始してしまった感があるのが残念。
初話から察するに、この作品は主人公のクロニクルが主題で、「ごい
た」を含めボードゲームは、他3人と接する“触媒”なんだろうな。実
際に主人公がそういう回想をしてるし。なんなら「最終話以外の全部が
主人公の回想」である、この作品は。が、実際は「全話において」おにゃ
の娘3人ないし4人が(だるまさん含め)無電源ゲームでキャッキャウ
フフするに至り、しかもゲームの説明が結構丁寧。ゲーム自体の描き込
みも結構丁寧で、「フ〜〜〜ン」とうなずく事が何度となくあった。故
に「無電源ゲームの紹介」が主題で、主人公のクロニクルはその次って
いう印象が残る。ヘッドスタッフがその意図で本作を作ったのなら良い
のだが、ならばあのイントロは少々気になる。クロニクル要素無くても
良かったかも。ヘッドスタッフは「主人公の成長記」と「無電源ゲーム
の紹介」と、どっちがやりたかったんだろう?
#京ことばがウザい w 絵は良いのに。
##ライデンの京都スタジオが京都のロケハンし放題。
●『Dr.STONE1期』(テレビ大阪<テレ東系>)
総合:3.5+(開始時評価:4)
ストーリー:4 ビジュアル:4 キャスト:3.5 楽曲:3
個人的評点 OP:3 ED:3 TMS/8PAN
制作会社(麻上が時々書く「元請け」)の表記はTMSとも
うひとつあります。TMSはトムスですが、表記がばくおん
と同じだったんで過去の鈍器をたぐったら8PANと連名と
のこと。ばくおんとは監督・キャラデザは違いますが、元請
けが同じだと「ははぁ、そう言われれば・・・」という気に
なるのははたして「気のせい」か? 背景の描き方なんかが
良く似てる。
「原理」や「理論」のみで全てが片付くなら一概に“ファンタジー”と
も言い切れない。実際「ジャンプならここまでが限界だろうな」とも思う。
でも「実用化」を「トライ・アンド・エラー」“だけ”で置き換え可能だ
ろうか?と考えると「それは違う」。それと、最後にスマホを作ろうとす
るのだが、話のスジから考えて単純にAMの無線機で良く、実際に真空管
を作るのですが、でも半導体には触れてもいないんですな。おまけに電波
にも触れていない。そりゃ今の子供受けを考えたら通信手段=スマホにな
るんでしょうが、その辺も「ジャンプならここまでが限界だろうな」と諦
める理由。水車を“発明”するまでは全て人力でこなしていてまさに石器
時代。「ん〜〜〜、考え方はそうなんだけど、、、」とひねくれるのは頭
悪いオッサンの性か?
ただ、その「考え方」は面白く、結局最後まで観た。「原理」や「理論」
のみで全て片付く事が割り切れて、子供達に「ものづくり」に興味を持っ
てもらうという観点で本作を眺めると、本作は結構面白い。獅子王が絡ま
ない所に絞ればなお面白い。獅子王は「思想」ですから、ものづくりじゃ
ないし子供達には分からないだろうし。話の流れ上必要なのは分かるんで
すが。
******敵機襲来!敵機襲来! バルキリー隊全機スクランブル******
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アニメアールを応援しています 麻上 迦楼羅(竹田 貴博)
********六星占術だと、私は土星人になるらしい***********
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