ハンガリー国立歌劇場:チェネレントラ
2006.05.14 Hungarian State Opera House (Budapest)
Mate Sipos Szabo (Cond), Viktor Nagy (Dir)
Katalin Gemes (Cenerentola), Janos Ocsovay (Prince Ramiro)
Viktor Massanyi (Dandini), Jozsef Gregor (Don Magnifico)
Zita Varadi (Clorinda), Krisztina Simon (Tisbe), Janos Toth (Alidoro)
1. Rossini: La Cenerentola (Cinderella)
マチネーのみの,明らかに子供をターゲットとしたプロダクション
でした。舞台装置はアンティークの仕掛け絵本のよう,登場人物の
衣装は皆メルヘンチックで(チェネレントラの舞踏会と結婚式の
ドレスはどちらも罰ゲーム食らったかのようなキンピカのヘンテコ),
振り付けもどこか人形劇のような動きになっています。観客も子供
ばかりなので,大人だけで見に行くにはちょっとつらいかも。しかし,
このオペラは長すぎるので子供が見るにもつらいです。うちの娘も
開始から1分で興味を失い,ずっとそわそわごそごそしていたあげく,
後半はぐーぐー寝ていました。配役は,チェネレントラが瓦のように
四角い顔で肩幅のがっしりした人(こないだのカルメンではジプシー
仲間の役でした)だったのでちょっとがっくり。歌手は早口がちゃんと
回っていない人が多く,総じて雑に感じられました。逆にオケは小編成
ながら低音がきっちり響いた良い演奏でした。
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はっしー@ぶだぺしゅと
演奏会備忘録 <http://www.ne.jp/asahi/hot/space/concert/>
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
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