ゾンビの円盤のCMで、りあるハルナをやってる娘は(おそらく中の人本人)、
まぁまぁ良い所行ってると思うけど、りあるユークリウッドは残念だと思って
いるのは小生だけではないはずだ。





おはようございます。
ニコニコを見ていて、値段が手頃なら中古でヨスガの円盤買うかと本気で思い
始めた大和郡山のブラストマインダー、麻上 迦楼羅@ZAQ大阪でございます。


2月が終わってしまうのに、まだ最終回寸評が書き切れていない。しゃーない、
分割するか、、、ということで分割。多分3分割になる予定 。でも急がないと
すぐに3月終了分が迫ってくるな。


 関西地上波限定かつ麻上の守備範囲内の作品で12月から1月にかけて終
了した「テレビ用アニメーション作品」の寸評です。いつものようにf.r.
a公式採点方式(バカ)で採点しています。順不同で、全くもって唯我独尊
な感想文になっています。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

●『アマガミ』(毎日放送<TBS系>)
 総合:    3 (開始時評価:2)
 ストーリー:3 ビジュアル:4 キャスト:3

 個人的評点 OP・ED:3 OP・ED音:3 AIC本家

 麻上は、恋愛シミュの類はプレイしたことがないんでサッパリ分からんのです
が、マルチエンドを途中つまずかずに6シナリオ全てを制覇できたらあんな感じ
になるのでしょうか。例の落とし神だったら余裕でできるんでしょうな。
 例によって、高校生辺りの年代のキャラで声高らかに「恋愛モノでござい」な
ど尻がムズムズするのですが、それが直接「悪い評価」ではありませんから横へ
置いておくとして、だんだんヘッドスタッフが「ノってきた」のが分かるのが面
白かった。どこまで原作ゲームに準拠しているのか存じませんし、1から話を作っ
ているわけではないでしょうから、「ヘッドスタッフの努力」とは言い切れませ
んが、しかし予備知識がない者が1つのアニメ作品として見る分には、「段々面
白くなってきた」のは良い印象にゃ違いない。第5、6エピソード(桜井、絢辻)
は話もまあまあおもしろかった。”瞬間最大風速”だったら、絢辻の話はけっこ
う良いトコいったと思う。ちなみに、絢辻を見てて戦場ヶ原を思い出したのは内
緒である。
 でもこれって、逆に見ると第1、2エピソード辺りの純一の性格設定と第5、
6エピソード辺りのそれとは、微妙に変わってなイカい?の裏返しだったりする。
とすると、完全にはパラレルになってないんだな。そこら辺がおしいと言えばお
しいか。ヘッドスタッフが段々純一の動かし方が分かってきて、話を面白くでき
るようになったのは良いことなんだけど、後半は純一はあんまり変態紳士(キリッ)
じゃなかったもんね。
 変態紳士(キリッ)と言えば、膝のウラとかヘソとか、何をどうやったらそう
いう発想になるんだろう? <邪>の修行をしている者として、ありゃ<邪>じゃ
なくて、ただの変態だ、と言いたい。
 ところで、森島から絢辻までは4話1エピソードでまとめたのに、上崎だけ1
話完結にしたのは、「時間が余った?」。Bパートに先行6人分まとめてご破算
にする妨害工作×6があるということは、当初から上崎の話は作るつもりでいた
と思われますが、「新しく1人恋人を設定してまで」という気がしないでもない。
美也も入れたオールスターズで丸々バカ話やったら、ゲームにはないオリジナル
という位置づけで、単にゲームのハッピーエンドをつなげただけの作品じゃない
ですよーーーと値打ちを付けられたと考えます。
 あと、比較的顔が良く描けていたのでビジュアルを4にしてみた。



●『もっとToLOVEる』(サンテレビ<独立U>)
 総合:    2 (開始時評価:2)
 ストーリー:2 ビジュアル:1 キャスト:3

 個人的評点 OP・ED:2 OP・ED音:2 ジーベック

#残念ジーベックその1

 原作の最終話を使ったからこれ以上の続編はオリジナルになるけど、やるか?
そもそもなんで続編やったんだろうね。相変わらずの原作殺し。



●『えむえむ』(サンテレビ<独立U>)
 総合:    2 (開始時評価:2)
 ストーリー:2 ビジュアル:2 キャスト:3

 個人的評点 OP・ED:2 OP・ED音:2 ジーベック

#残念ジーベックその2

 こっちもパッとしないなぁ。最後のパンモロは”やり逃げ”だな。あんまりロー
アングルばっかなんで「浅はかだな」と思ってたんですが、あのパンモロはせめ
てもの抵抗ですか(何に対して?)。やっぱジーベックにゃ正面切って<邪>は
向いてないんでしょうな。ヒロイックエイジみたいな攻め方程度で抑えた方がジー
ベックらしいかも。



●『伝説の勇者の伝説』(テレビ大阪<テレ東系>)
 総合:    2 (開始時評価:2)
 ストーリー:2 ビジュアル:3 キャスト:3

 個人的評点 OP・ED:2 OP・ED音:3 ZEXCS

 少ない単語数で本作を表現すれば、

#だからどうした?

が適当だろうな。何を描きたかったんだ、ヘッドスタッフよ。やること全部中途
半端で、何も終わらないし何も解決していない。半年使って何か成果があったか
い?
 最初は、「伝説の勇者の伝説」ってパロディかお笑いの類かと思ってたんです
が「笑いを取りに行った様子」であっても全く笑えず。提示は色々出してくれる
んだけど、醸成と転回が一向に見えない。前3ヶ月はそれでも良いとしても、最
後まで同じ調子というのは感心しない。唯一、「伝説の勇者」が何で、「伝説の
勇者」の転生後がシオンというのが最後の最後で提示されたけど、それとても、
「だからどうした」の域を出ないまま。一種、不愉快だ。「寂しがりの悪魔」と
「墜ちた勇者」という番宣文句が、「隈取りも見事に大見得きったけど正体は海
老蔵」よろしくガッカリさせられた。

#あ、ゲームの宣伝か。



●『海月姫』(関西テレビ<フジ系>)
 総合:    3 (開始時評価:2)
 ストーリー:3 ビジュアル:3 キャスト:3

 個人的評点 OP・ED:2 OP・ED音:2 ブレインズ・ベース

 またおまえか、ブレインズ(誉め言葉)。まあまあの出来だったけど、今まで
のブレインズの技量からすると、「いまひとつ」だった。
「クラゲ」はドレスの形で”答え”が提示され、尼水館も取り壊されずに済みま
したが、でもそれ以外の”風呂敷”はそのままだったよねぇ。とりあえず、3本
見えた「恋愛線」はほったらかし。尼水館の「その他大勢」はお賑やかしのまま。
答えは提示されても、そもそも「何がしたかったか」が見えにくいとあっては、
「式が無い答えってどうよ」なわけです。人によっては「あの不細工ズ」のキャ
ラデザがダメという方大勢でしょうが、「ブレインズだったら良いか」と麻上は
早々に割り切れました。まぁ、「絵はまずまず、話はブレインズにしては・・・。」
というのが感想。

#1話で出てきたファインピクスが、麻上が持ってるのと同型だった
 (元・水野氏所有を譲ってもらった)のをエサに麻上は釣られました。



●『荒川アンダーザブリッジ』(テレビ大阪<テレ東系>)
 総合:    2 (開始時評価:2)
 ストーリー:2 ビジュアル:3 キャスト:3

 個人的評点 OP・ED:2 OP・ED音:2 シャフト


 1期の時もそうでしたが、やっぱり真綾ちゃん・・・じゃなくてニノが動か
ないとこの作品おもしろい気がしない。一番笑ったのが、アマゾネスに地球儀
みたいなメイクして「顔じゃないじゃん!」と方々から突っ込まれ(ホントか?)、
やったニノも壊れてたし伴い真綾ちゃんの芝居も壊れてたやつ。これを始めに、
ニノが話に絡んでる週はまだマシだったけど、女性陣がアマゾネスだけだった
回もキビシかったなぁ。あれは画伯の使い方を間違えてるでしょーーー。さら
に、男だけで話を回していた回なんぞあうとおぶがんちゅーですよ。容赦なく
音声カットで倍速にしました。

#りある村長はまだ耐えたけど、りある星は単に気色悪いだけ。2次元だから
 許されるのに3次元で実体化してどうするよ。



●『それでも町は廻っている』(サンテレビ<独立U>)
 総合:    4 (開始時評価:3)
 ストーリー:4 ビジュアル:3 キャスト:5

 個人的評点 OP・ED:4 OP・ED音:5 シャフト

#ひょうきん族! 懐かしい!!
##小見川嬢大当たり。マカよりか歩鳥の方がはるかにはまってる。

 小見川嬢もさることながら、あたしゃチェリー(桜井 孝宏 氏)がバーサ
マやっててこれが不自然じゃないのが「なんでやねん(誉め言葉)」。あれ
は落とし穴だった。
 ED絵で、辰野のバイオリン捌きがあまりにも邪道過ぎてフイタ。アコー
ディオンかぁ、大阪の人間があの絵を見て思い出すのは横山ホットブラザー
ズなのは内緒である。

#近年まれに見る見事な天然の「ちょうちんフグ」でした。



●『百花繚乱』(サンテレビ<独立U>)
 総合:    2 (開始時評価:2)
 ストーリー:2 ビジュアル:3 キャスト:3

 個人的評点 OP・ED:2 OP・ED音:2 アームス

 アームスの、一騎当千シリーズに続く時代劇第2段は、三国志を日本の戦
国時代らしき人物を使って現代風にこねくりまわした、よく分からない日本
(だと思う)に舞台チェンジ。でもやってることは一騎当千とあまり変わら
ず。何人かは男が残ってるものの、メイン所の”武将”をおにゃの娘に置き
換えた「きゃっきゃうふふ」な話。一騎当千から進化した所と言えば、ハレー
ションマスクが「墨滴」と「筆学の一文字」になって和風になったぐらいか。



●『おとめ妖怪ざくろ』(テレビ大阪<テレ東系>)
 総合:    3 (開始時評価:3)
 ストーリー:3 ビジュアル:5 キャスト:4

 個人的評点 OP・ED:2 OP・ED音:2 JCスタッフ

 おしいなぁ、前2ヶ月はかなり良い出来だったんだけど、後ろ1ヶ月が息
切れしたなぁ。ここまで顔を描けていた作品も珍しかったのに。
 特筆すべきは、3話の鬼の子の表情です。母親を人間に斬り殺されたショッ
クで「親を殺された」記憶が記憶喪失になるも、同じ場面に再び遭遇し記憶
が戻り、口では大丈夫と言いながらよく見ると泣いているという絵は、セリ
フこそ有りませんが、「無言のセリフ」を雄弁に語っています。説明セリフ
を連発して自滅する作品は数々ありますが、『絵がセリフを語る』作品はそ
うそう有りません。実にお見事でした。
 その他、前2ヶ月は話の方はもうひと練り欲しいところながら絵が(表情
が)カバーしていて、全体に良い出来だったんですが、後ろ1ヶ月の沢鷹の
くだりが足引っ張っちゃったなぁ。

#久しぶりに中原嬢が主役で声出してる作品見た。やっぱ上手いねぇ。



●『侵略!イカ娘』(テレビ大阪<テレ東系>)
 総合:    5 (開始時評価:4)
 ストーリー:3 ビジュアル:4 キャスト:4

 個人的評点 OP・ED:4 OP・ED音:4 ディオメディア

 冷静に見ればそんなにたいした内容じゃないんだけど、しかし総合5を付
けるのにためらいを覚えない。ある意味すごい作品だ。元々海の中で生きて
て「烏賊」なのなら、エラ呼吸か? でも陸上で問題ないなら烏賊じゃくて
イルカやクジラの類か? など、一応考えるは考えるんですが「どーでもい
い」と思わせるぐらいバカバカしくて面白い。
 素朴な疑問ですが、元々海中で生きていたのなら、「服」の概念がどうな
んだろうと思う。確か、1話の時点で、海中で服を着ていた。で、ビーチバ
レーをする時他、時々白のワンピース水着を着るんですが、

#必要か?

##動き易さ重視か?

EDのスポンサーバックは、波に濡れないように裾を引っ張り上げている絵
だけど、OPのスポンサーバックは服のまま海中を泳いでいる。さて、濡れ
て良い物なのか悪い物なのか。濡れても良いけど濡れたままで店の中ウロウ
ロするなということか。
 千鶴の”なまはげ”が1番笑った。ED絵で小技を炸裂させていたことに
気が付いたのが、1ヶ月以上過ぎてからというのは勿体なかった。



******敵機襲来!敵機襲来! バルキリー隊全機スクランブル******
                         karura@occn.zaq.ne.jp
アニメアールを応援しています           麻上 迦楼羅(竹田 貴博)
********六星占術だと、私は土星人になるらしい***********