#あんまり映画を観るわけではないのですが、この夏見た2本について、備忘録代わりに。
#投稿が枯れて久しいのですが、また、みなさんからの投稿が増えるといいな。

「プレデターズ」
 ネタばれにならない程度に感想を書きますと、いきなり主人公たち(と言っていいの
か?)の地球人が、空から降ってくるところから始まります。前 振りなしなので、何
だ?と違和感あり。まあ、全体のスピード感を増すのにはよかったか?あと、筋肉ムキム
キ、いかにもマッチョというメンバーが少 ないのも、プレデータと戦えるのかあ?大丈
夫かあ?と思えました。
 全体的には、第1作目の世界を踏襲しているというか、2、AVP, AVP2はなかったことに
なっているような感じ。監督たち自身が1作目の大ファンであるらしいので、その意識が
よく出ていました。例えば、ブービートラッ プや、逃げるときに滝つぼに落ちていく
シーンや、日本刀で立ち向かうシーンなど。まあ、前作のことを知らずに見ても、楽しめ
るけど、
 ただ、疑問点も当然あり、例えば、なぜスーパープレデターがプレデター(オールドタ
イプと言えばいいのか(笑))を生け捕りにしたままだったの か、というところ。他の獲
物と同様に処理しない理由がよくわかりませんでした。まあ、話の進行上そうしてある、
ということなんでしょうけど。

「インセプション」
 誰も見たことのない映像を、みたいな感じで評論家が行っていたので見に行きました
が、新鮮な驚きというのは、「マトリックス」の時がはるかに上 かな。街が折り重なる
とか、空中をくるくる人が回るとか垂直な壁というか地面を歩いて行くとか言うのはおも
しろいなあ、と思いました。
 夢の中を自分の思う通りにしたい、というのはだれしも持つ願望なんでしょうが、まさ
にそういうところがキモ。明晰夢と言うんでしたっけ?
 アイデアは新鮮、夢の中をどんどん深層部に向かって下りていく、というのも、なるほ
どねえ、という感じ。夢の中を構造化し、その関係を明確にし た上での話作りは素晴ら
しいと思いました。
 冒頭の、渡辺謙扮する老人とデカプリオが対峙するところは、「2001年宇宙の旅」かと
思いましたが、パンフレットを読んだら、監督がまさに 「2001年〜」のファンなんだそ
うで、なるほどね、というところ。
 ただ、斬新なシーンが続くのかと思いましたが、最後の山小屋への突入のシーンは、特
にそういったこともなく、よく見るような銃撃戦に終始したの で、なんか眠くなってし
まいました。あと、夢を共有化するのに、腕を通した(触覚?知覚?)機械でつながると
いうのは、どうも……せめて首筋とか じゃないかなあ。

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\\             ・ : 佐脇貴幸
 \☆  /\/\  .: ・    tx_sawaki@yahoo.co.jp
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