渋谷@家から です

Karura Asagami wrote:

>  敵側であるとか、悪党なキャラなら話は別ですが、物語の進行上どうして
> も退場を余儀なくされるキャラ、身を呈して仲間を先に行かせ自分は落命す
> るキャラがいます。そういうキャラを、事後どうフォローするのか、どう供
> 養してやるのか、というのを気にするのが小生。

セガサターンの『サクラ大戦』のゲームやるまでは大雑把にわたしも同じ考え
だったのですが(劇場版『ヤマトよ永遠に』は見た後でも中立でいられた)…

身を挺して大神とヒロインの二人をラスボスステージに進めるために
残りの帝国華撃団花組隊員が一人一殺で中ボスを道連れに落命したのを
チャラにしてラスボス戦直前に生き返らせてもらうというのは
見なかったことにするしかない(そうしないと心の整理ができない)。

多分その10年くらい前にスティーヴン・キングの『ペット・セメタリー』
を読んで命を落とした人間をインディアンの秘法で甦らせるのは人として
道をふみはずしたことだと思ったというのも遠いきっかけだったかも。

# ちなみに『サクラ大戦2』から『サクラ大戦4』まではかりそめにも
# ヒロインじゃない花組隊員が命を落とすシナリオはありません。

>                                             後日談があると安心すると
> いうのもその辺が絡んでます。基本的に「ほったらしは良くない」と考える
> アタマなので、そういう風な思想で普段も仕事をしています。そんなアタマ
> で見ると、クラナドの12話で風子が出てきたのは「風子の話が終わったか
> らと言って『はいそれまでよ』じゃないですよ」と言われているようで、こ
> こでも京都の技量のデカさがうかがえます。

でもさあ、あの手法は風子だから使えるのであって、残りの登場人物では
使えないでございますよ。ことみちゃん、智代、杏、椋、有紀寧、その他
すべてダメ。

> >  ポリフォニカのOP曲が「おもしろい」と思ってCDを買って以来、こ
> > れはという曲にごぶさたです。

同じくeufoniusの曲であるところの『最終試験くじら』のテーマ曲はどうでしょ?
# 昨日雪の秋葉原で探したけど見つけられなかったのであった…

>  円盤を買うまでには至っていませんが、efのOP(日本語版)とクラナ
> ドのOPが触手に(誰だ邪なイメージが閃いたのは)ひっかかりました。

喜多村英梨さんと有坂聡美さんが出ているえっちなOVAが思いつきました。
こはるびより?

> をベースに、12月終了作品の全く以て使えない感想文な駄文をつらつらと。
> 節分の頃に大晦日付近の話ということで、大体麻上のいつものペース(それ
> がそもそも遅いんだよ)。新番の方は、テレ東系が数本未見。

今のところ週24本の深夜アニメを見ているわたしとしては放映時間に
みられないからと録画しても1週間以上塩漬にする余裕はありませんね。
HD録画の威力は圧倒的なものだと思います。それを使いこなす人の技量込みで。

>  いつものようにボーダーライン方式としました。ちなみに、3月終了作品
> 版は採点方式に挑戦するつもり。
> 
>  今回のボーダーラインは、ナイトウィザードとします。

「はいかイエスで答えてください」だけは個人的にウケまくっていたのですが
対番組が強力だったせいかせいぜいAパートしかみていなくてほとんど
展開が理解できていません。

> > > ◆ナイトウィザード The Animation        (千葉テ他)

>  スケッチブックの印象が強すぎるんで、こっちの方はあまり良い印象が残っ
> ていません。13話作品ならこんなもんかというのがおおざっぱな感想です。

スケッチブックもあまりみていませんでした。でもARIAは見てます。
(つまりバンブーも見ていないということになる)

>  麻上が宮崎嬢にアレルギーがあるので、どこまで客観的に見ることが出来

わたしも『D.C.S.S.』前半では抵抗がありましたが後半で芳乃さくら登場
以後は耐性ができたのでした。時にはあの下ぶくれが愛しいとさえも思えて。

> か、何か大声でわめいているかのどっちかで、とりあえず剣を振り回してい
> る絵しか覚えていません。(これの極端な例がドラゴノーツ)

ここ当分はあそこのスタッフの作っているアニメは好意的に鑑賞
する気にはなれないような気配がします。あくまで個人的な所感ですが。

> それでは駄文大会始め。
> 
> > > ◆スケッチブック〜full color's〜        (26:00 テレ東)
> >       テレビ東京系  ハルフィルムメーカー
> >
> > あの娘(空の事ね)は、生えてないに違いない(何が?)。
> 
> #断じて生えてないに違いない(だから何が?)

横山智佐いわく、「注意一生、怪我一秒」といっているアレの
反対事例ですか?神楽坂明日菜が他の例ですね。中学生だけど。

>  スケッチブックといいアリアといい、この手の作品はもはやハルの十八番
> ですな。『技の京都、癒しのハル、宇宙のジーベック』ですな。
> 
> #ファフナーは宇宙じゃねーーーぞーーーという指摘は無視します。

機動戦艦ナデシコ(中ダレもしたけどとりあえず満足)と途中までは
見ていたステルヴィア以外はあまり好みじゃないみたいです。

> #あの次作予告は反則だよなー(良い意味で)。ハルだから出来る芸当だよ
>  なー。どっちも猫だしなーーー。

京都アニメーション版『KANON』のDVD全巻購入おまけがそういう意味で
反則な販促していました。『CLANNAD』のノンクレジットOP/EDほか映像。
# 放映開始直前に宅配されるという実に心憎いタイミングだったという。

> > > ◆ef -a tale of memories.          (千葉テ他、バンダイチャンネル)

> > ような気もします。そうするとネギまのような迷作はきびしいか。
> 
>  きびしかった。
> 
>  ソウルテイカーとも違いましたが、大義では「新房一派+シャフトはすべ
> らない」でした。でも、
> 
> ####10話。大沼さんでかした。このご時世でよくやってくれた。

原作ゲームを作っているminoriの長所…並行で複数キャラのストーリー
を追っかけながら見せ場に持ち込む芸風…を上手にアニメの文法に
乗っけることができたというのが運良く働いたということになりますかね。

>  強いて言えば、ラストが眼帯ちゃんペア、ラス前が漫画家ペアで特化させ
> たので、最終回で漫画家ペアとバスケ女が影が薄かったのがやや気になった
> でしょうか。

ゲーム『BITTERSWEET FOOL』なんかでは最後に弾き飛ばされた登場人物も
いましたが複数の主要人物群のエピローグを引き出していたのでそれに比べて
偏りがあったというのは否めないですね。

>  しかしそれを補うグッドジョブがOPでして、まずボーカルが日本語版。
> 前回までが英語版。これだけでも最終回が引き立ちますが、崩れていく影絵
> が崩れずに、しかもそれぞれの相方が手を引いて救っていくという、最終回
> 限定OP絵。あれは素晴らしい。さすがは新房一派+シャフトの仕事です。

平面絵ということで絶望先生で使った技法のアレンジかという見方も
していましたが、使い方が引き立っていたというのは同感です。

> > > ◆BLUE DROP 天使達の戯曲           (千葉テ他、バンダイチャンネル)

> > と猫間さんもお書きのように、麻上が「これは面白いかもしれん」という気
> > になりました。
> 
>  おしい! あと1話、いや15分あったら・・・。

最終話で二人が手をつないでいるシーンにもっていくまでの途中は
いろいろと削る余地のあるものばかりだったのではないかと…

> てなくて、はたして締めが締め切れたのか、「面白かったのに、最終回が少
> 々もったいなかった」という感想でした。

原作マンガの世界では地球が女しかいない異星人に実効支配される世界
が到来する話なんで女でないわたしとしてはスルーしたい部分も多く…

> > > ◆みなみけ                              (25:30 テレ東)

> > あの口の描き方は気になるな。

それよりもマンガよりも印象が強いシリアス顔の方が使用頻度が。
マンガと同程度の使用頻度でもアニメにした方が強烈だから戸惑う。

>  3ヶ月見てると慣れました。

ぷるるんしずくちゃんのせいか、気になりませんでした。

>  最終回直後に続きが始まりましたから、最終回と認めません。というか、
> ありゃ最終回じゃないでしょ。

主観的にはほとんど同じノリでおかわりがひきついでくれていますねえ。

> > > ◆げんしけん2                          (千葉テ他)

>  またバカ正直なくらい原作に忠実に絵にしましたな。単行本のおまけ話ま
> で忠実に。原作知ってて面白いと思った麻上にゃ、アニメの出来をあれこれ
> 書くのがスゲーやっかいだ。

原作はいっさい読んでいなくて、前作みてなくて、Aパートだけしか見てなくて、
スピンオフ作品のくじあんだけアニメ見てたというたぶん、少数派のわたしには
(興味を維持したまま見るには)敷居が高かったです。

> −−−−−−−−−−−−ナイトウィザード−−−−−−−−−−−−−−

いっぺん寝てから1月はじめに投稿した記事を気に入った順番に再構成して
みようかなという無謀なことを小人閑居のならいで考えてしまいました。

> > > ◆ご愁傷様二ノ宮くん                    (テレ玉他、BS朝日)

>  一応話は分かりましたが、分かったような分からないようなというのが正
> 直なところ。どうも原作既読が視聴条件な気がしました。

いや、原作を読んでいると(原作に肯定的な立場でいるとなお)受け入れがたい
ところがあるので原作っぽいものがあるらしいけどそれはそれ、という態度
がいいとさえ思います。あれだけおかしく変更していると2とかオルタナティブ
とかを構想するのも厄介なので別物だと割り切っております。

アヴァン向きの短編シリーズ「おあいにくさま」とA/Bパート向きの長編シリーズ
「ご愁傷さま」をきっちりと使い分けて話数を進めれば本筋の説明省略な超展開
などはかなり解消されているはずなのですがスタッフが何を意図したのかが
汲み取れないので失敗作という言い方で個人的には落とし前をつけました。

> > > ◆D.C.II                                (MXTV他)

> >  前作とは、時間軸は同じなんですかね。鍋姉妹・妹と思わしき白衣姿の女
> > 性がいますが、あれはその昔、ムネが「あまり」(姉比)無かった鍋・妹の
> > 成長した姿ですか?

時間軸は(D.C.S.S.から)53年ほど後だとDVDのCMでいっています

> #うたまるが出ないDCはDCではありません。

D.C.IIには登場しないので。「白馬非馬」の定理より証明終。

>  という眠い感想は横へ置いておいて、正直な話、DCSSよりタチ悪いか
> と思いました。

D.C.S.S.が2クールだったのが1クールで分けて別作品に仕立てたような
収まりの悪さというのがわたしの所感です。それにしてもバランスが
悪いけど。特に小恋の立場のなさが。

> ヘッドスタッフに聞いてみたいのですが、DC2で何がしたかったのかと、
...
> 目的が見えなかったというのが大きな感想でした。

続きが4月のシーズンからあるらしいですが、そこで汚名返上できないと
評価は相乗効果によりもっと下がるといってあげるのが親切じゃないかな?
# 大きなお世話ともいう。

> > > ◆Myself; Yourself                      (tvk他)

> > どうもスクールデイズを思い出す。

殺人遊戯はやらないけど。生身の登場人物が刃傷沙汰を繰り広げ
るのはいけないらしいからサイキック方面の超能力で殺しあう分には
今シーズンの深夜にも何本かあるです。惜しむらくは愛欲の痴情の
もつれが動機で殺しあうのではないのが悲しい。

>  DC2より悪い。結局何がしたかったのか分からない。

佐菜パートじゃなくて、修輔パートで話を作らなかったのが
わけわからなくなった原因だと思う(憶測だけど)。

> > > ◆プリズムアーク                        (千葉テ他)

> 3話で切った。

印象に残っていないのでした。『みなみけ』の放映時間がたびたび
ずれて見る機会はあったはずなのに。

> (番外)
> > > ◆こどものじかん                  (千葉テ他、BIGLOBEストリーム?)

>  あそこまで修正してしまわれると、見る側としては良いとも悪いとも書け
> ないのですが、スタッフ自らもったいないことをしたなと思いました。

TVKでもMXTVでも放映しなかったので視聴機会がなかった結果
すべてが事象の地平です。
-- 
mailto:shibuya@dd.iij4u.or.jp           渋谷伸浩