渋谷@家から です

ちょっと考えを改めました。

"Shibuya, Nobuhiro" wrote:

> > > 25:30テレ玉 38chらぶドル Lovely Idol(12/25終了)          ->京四郎と永遠の空(1/8スタート)*
> >
> > やっぱアイドルを目指す処女少女芸能人の卵物語は身を入れて鑑賞できないなあ
> > といろんなパターンでみても再確認するばかり。

わたしにとって優先度が高くはなるまいということは変わっていないんだけど
何が受容できなかったのかがなんとなく見えてきました。

アイドル成長物ストーリーの暗黙裡の文法というものがどうやらあるのですね。
三期生がダメ出しされている理由が伝統的規範の秘儀伝授の形式に則っていて
その世界の外側にいるわたしに極めてわかりにくかったのです。
説明臭いところが多少はあるラブげっちゅはその説明臭さが手垢にまみれていたのが
面白くなかったという側面はありますが、説明が少なくてもなぜダメ出しをされるのかが
門外漢にわかるようになっていない以上、共感に到達することはできない。そういうことです。

で、「歌が届かない」とダメ出しされていた理由をわたしの理解する範囲で言い換えると
「銀のロマンチック・・・わはは」だったのですね。ステージを(リハーサル込みで)
唯一かけがえのない1回のものと承知して心をこめて観る者聴く者に伝える心意気
また言い換えると「心に愛がなければ、どんなに美しい言葉も相手の心に響かない」
というあれですね。

で、第1話のデビュー延期に戻って三期生の問題点の検討をすると…
マネージャーの妹は別にして残りのメンバーはズブの素人
なわけではないので得意分野不得意分野はあるにしても
人の心に響くステージを務めるということにまったく無頓着なままで
ラブドル三期生になったということは今までの芸能経歴を全面否定しているわけだし
彼女たちの無能さを今までサポートしなかったあるいは不採用を決めこまなかった
事務所側の不作為というのも致命的なわけで
なんでこういうひどい状況になったのだろうと首をかしげるしかない。

ほんとこんなんでいいんか?やっぱりアイドル成長物を理解するのは
わたしにとって超えられない壁なのではないかと再び思うばかり…
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mailto:shibuya@dd.iij4u.or.jp           渋谷伸浩