渋谷@家から です

Masaya Haga wrote:

> アン・ライスとかポーとか死んじゃった人の名前は出せても、今生きて
> 活動中の作家の名前は出せませんか、そうですか。池沢夏樹とか有栖川有栖とか。

キングは怖いから好みでないといっていたのは第21話終盤から第22話に
つながる伏線だったのですね。
アン・ライスって眠り姫の作家ですね。故人だったのか(1941-2002)。

> # ここ、実は重要な場面で、削られてしまった原作での後輩ちゃんの台詞
> # 「先輩って0か1しかないんですか?」
> # が実は雪緒が後々賽を投げてしまった最大の理由を表す台詞だったり。

Death NoteもBlack Lagoonも原作をまだ読んでいないのですが
しっかり者にありがちな自分に厳しい性格--ほどほどいい加減ができないタイプ。
という雪緒さんの人物像がそっくりそのまま垣間見えるようです。
(この2作品を読むというのを来年まで生き延びる目標にするのは悪くなさそう)

> このときはまだバラ姐の抗争相手でなく依頼主の関係。まあ後々抗争相手に
> なるわけですが。

すみません事実誤認でした。ほかにもいくつかあるけど…

> 駆け足過ぎて原作未見の方々にはついてこれるのか非常に不安なお話でした。
> ディテールはつかめてもその裏でどういう心情でキャラが動いているのか
> 解らないような気がします…チャカはあのまんまなんでおいといて(笑)

「0か1かしかない」は知らなかったので教わればなるほどそうかと思いましたが
置いてきぼりにされたとはそれほど落ち込むことなく見ていました。
駆け足だし、他にもいくつか描写を削ったのであっても説明不足ではないと。

> いやいや、取っ掛かりを作ってくれるだけでも有難いです。

とありがたがれられてしまったので

BLACK LAGOON the Second Barrage #21
"Two Father's Little Soldier Girls"

第21話のネタバレします。30行ほどspoilerをはさみます。
30
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10
9
8
7
6
5
4
3
2
1
主な場面転換は以下の通り:
・(回想)1976年 ソ連邦の古都おそらくモスクワはレニングラードで高級軍属とバラライカ
 父の名誉回復の餌をぶら下げられてあんなかわいい娘が闇に染まるきっかけの話。
・(回想)1987年 バラライカが中尉殿ということはアフガン時代のありふれた戦闘シーン
・(回想)1992年 バルセロナオリンピック射撃競技のTV放送を見ている雌伏期の中尉殿
 その後分隊長の葬儀で再軍備宣言して現在に至る
・東京の車中でお取り寄せした雪緒さんの写真を見ながら打ち合わせして#20からの続き。
・下校時に校門前で後輩のマキちゃんと雪緒さん。雪景色。
 マキちゃんに今生の別れにも聞こえるさよならの挨拶を述べる雪緒さん
 組の車が総勢で下校のお迎えに到着。
 銀次:「総代お迎えに」
 雪緒:「お待たせを。でははじめましょう。
       マキちゃん、健やかでいてね。」
・車で移動。ほろりと涙の雪緒さん。眼鏡を外して涙を拭う。
・(回想)総会の風景。組幹部の吉田が檄を飛ばす。
・港区某所ってかんじのレストラン。同士ラプチェフがバラライカのことを部下に
 どうこう言われてキれて暴力を振るう。
 「奴はKGBもGPUもノーメンクラツーラも大嫌いなのさ」というのはやけっぱち気味。
・同レストラン前に襲撃準備整った鷲峰組到着。
 雪緒:「銀さん、一番槍どうかご立派に」
・店外から一斉射撃の後に人斬り銀次が入店。6人斬り殺してラプチェフにバラライカの
 居場所を尋ねるが、日本語が通じないのでこいつも斬り殺す。
・横須賀のキャンプかそんな感じの場所。ベニーに配達を依頼したカトラスを受け取るレビ
・タクシーで移動中のロックとレビ。雪緒を保護して救出しようと悩むロックに
 レビは最初こそ因果をめさせるが結局変節してロックのいいなりになる。
 「すまねえ……ここじゃあたしはあんたの銃で、あんたの生き方を諭すのが役目じゃない」
・某所の都市型ホテルの続き間の部屋に潜伏するバラライカご一行。ラプチェフの死は既に把握。
・雪緒さん吉田の車で帰宅。
・留守中にチャカの阿呆が家に土足で上がって待っていた。チャカの手下多数を連れて。
・雪緒さんを逃がそうとする吉田をレボルバで撃ち、さらに数発撃って息の根を止めさせる。
・逃げようとした雪緒さんがぶつかったチャカの手下がキれて顔に拳、腹に蹴り。鼻血。
・雪緒さんを殴る蹴るした手下をチャカが制圧後、雪緒を拉致して一同立ち去る。
・ロックたち死んだ吉田以外もぬけのからの家に到着。時間差で人斬り銀次も到着。
・緊張が走ったが雪緒をすくうという目的で協定成立。路上駐車のVWを盗難して出発。
・車中で銀次がロックの行動の動機をたずねる。ロックは甘いことを言うが銀次の見解は否定的。
・フラノボウルという名のボウリング場。チャカたちは雪緒をだしに脱衣ボウリングのご乱行。
・ロック、レビ、銀次到着。ボウリング場を見上て「ダークタワーだな」とレビ。銀次とともにが乗り込む。

・・・3話構成じゃなかったんだ。次回は #22"the Dark Tower"


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mailto:shibuya@dd.iij4u.or.jp           渋谷伸浩