渋谷@家から です

Amazonから『ARIA the Animation』第1巻が届きました。

携帯@ wrote:

> 携帯@です。

> かしまし〜ガール・ミーツ・ガール〜
> 第五話「やす菜の目に映るもの」について雑感など。
> 
> # 何だか久々にもの凄く長い記事を書いている気がします。

376行あるとnewsreaderに言われました。だから思い切って削ります。

> ●懐古趣味

>          その理由について、原作では第一巻の中で語られたはずなのですが、
> 今回は出て来ません。恐らく後の適当な時期に解説されるのでは無いでしょうか。

説得力ある解説が困難だと見切って説明省略というのもありだと思いました。

> ●先に約束したのは私なのに

> やす菜「フフ。ちゃんと内股。今の仕草、女の子っぽい」

(snip)

>                 そんなことよりはずむがしっかりスカートを押さえている描写の方が気
> になるのは私だけ?

とまりちゃんに厳しく指導教育された賜物ですね。本人の自覚もおおきいでしょうけど。

> ●今週のお父さん

>                               どうでも良いが、はずむの下着や裸はばんばん出るのに、
> やす菜やとまりのは出ていないような気がするのは、偽女の子は良いが本物は駄目という
> ことなんだろうか(違)

個人的には偽女という言い方をする気はないですが、そういう方便もありですね。

> ●私、やっぱりはずむ君の側ににいない方が

>  漫画版ではとまりが補習があると言われた際、はずむは教室で待っていると言っていま
> す。

(snip)

>                                     こちらの方がとまりに対するはずむの接し方とし
> ては自然かも。

やす菜のまちぶせ、とまりの現場目撃込みで原作の方が自然だと思います。

> ●やす菜の告白

> やす菜「びっくりしないでね。私、男の人が見えないの」

(snip)

>  やす菜が描いていた絵は原作と同様にはずむの顔だけが描かれていないのは原作と同じ
> 設定なのかと思っていたのですが、この告白シーンで描かれた回想で、又見えなくなった
> らと思うと怖くて見えるのに描けなかったからなのではと想像しました。

原作では叙述されていなかった推論ですが、大変気に入りました。
原作でははずむが女の子になってようやくはっきり見えるようになったらしい。

>                                                                     原作でも設定
> は似たようなものでありながら、アニメの方がこれまでの描写描写の積み重ねで、説得力
> があるように感じられます。

あとでも触れますが原作でははずむ君がだんだん見えるようになってきた
という説明をアニメではと変えています

>               原作でもそうなのですが、アニメではそのことがより強く
> 感じられます。

やす菜ははずむ君に一目ぼれでずっと好きだったのではなく、やす菜に
たった一人見えるはずむ君の姿を追っかけていくうちに大好きになって
いったというのが原作の情景です。

> ●もう、後悔したくないの

>     そして、その場に居合わせてしまったとまり……ということで、第1話冒頭のシーン
> に戻って来ました。

(snip)

>                                               やす菜とはずむが結ばれるまでの壮大
> なお話が今回で完結したという意味があるのかも。

原作込みで印象的な展開ですけど、はずむにやす菜ひとりをステディに選ぶ
思い切りがあるとは思えないので「やす菜とはずむが結ばれる」というのは
ドラマのエンディングとしてはちょっと違うと思います。
次回でおなじノリでとまりとはずむが結ばれる(かもしれない)ということと
同等に語る分にはまったく異論ないですという条件つきですが。

でももしかして男の子だったはずむの顔が…という理由でやす菜エンディング
が既定路線だったらどうしよう…ED予想では過去に敗北した経験あるし。

> ●総評

>                                                                       そんな訳で
> EDも間奏から入った2番だったりと特徴的です。

ぼんやり者なので気がつきませんでした。

>     ここに至るまでの過程を原作とは少々変えて来て、とまりがはずむの前でやす菜を糾
> 弾したり、やす菜が男性認識障害という体質の所為で抱えてきた孤独について

やす菜の置かれている状況という割と重要な要素を原作と変えているので
三人の関係が原作と違うものになるのかな?
と想像しました。

>                                                                       改めてきち
> んと描かれたおかげで、これまでのやす菜の行動に対する疑問がほぼ解消、原作よりも遙
> かにやす菜に感情移入しやすくなっているのは良かったと思います。

マンガのアニメ化でやす菜の難しい事情の説明内容を変えるのはありでしょうけど
原作と違う理由にしたことの是非がわたしには見極められません。

>  今回、作画は海外丸投げだったみたいで確かに少々緩い気もしたのですが、その点は観
> ている限りでは気になりませんでした。

そうですか?OPやEDの画のクオリティに比べて歴然と違うのでひどいと感じました。
譬えるならCDクオリティの音質を期待していたら音声電話で聞かされたというか。
…特定のキャラクターの誰かが格別ひどくはなかったというのが言い訳になる
のかもしれませんが。

> ●次回予告

>  原作第二巻の内容に突入します。次回も本当に楽しみです。

次回はやす菜をほぼ置き去りにするほど
とまりちゃんの出番が多くなるはずなので楽しみです。
-- 
mailto:shibuya@dd.iij4u.or.jp           渋谷伸浩