帰ってきたウルトラマン第34話
坂田兄のところに急ぎの溶接の仕事(なのか。くっつける前に切削なりしない
とだめな気もするが)を持ってきた水野は郷の小学生の親友だった。独身主義
者とか言ってますが、この頃は24,5の男がこんなことを言ってたのかな。次郎
相手に動物でも植物でもない生命を作るのは科学者としての当然の権利と力む
のはあぶない。アルファレオン電磁波といううさんくさいもので新しい生命を
作りかけていたらしい。
生命の細胞に変化をもたらす怪電波をさがす郷と岸田にすっとぼける水野だが、
あやしげな卵を孵化させていた。ばかにされていた亡父の像にアインシュタイ
ンやニュートンなみになったと豪語していると、孵化した生命体は巨大化。
その脱走した生命体を目撃した次郎は2サスの主人公なみのうっかりさで水野
のところに確かめに行くが、逆切れした水野に口にしたら坂田兄弟をコブラの
毒で殺すとおどされる。坂田兄弟が殺されるといえば、やはりアキちゃんここ
のところアルプス(?)に行きっ放しなのか。
芦ノ湖に現れた生命体レオゴンは遊覧船を襲う。本日はMATジャイロ2機(A,Bっ
て区別なのねん)とビハイクルで出撃。いったん帰投したMATは怪獣がジャイロ
にからめたツタ状のものを植物と分析。(鑑識課があるって警察みたいだな)
郷は水野に意見を求めに行くが門前払い。すっかりびびっている次郎から水野
があやしいとにらむ。水野は怪獣化したのに責任を感じているか取り乱してい
る。郷に光線アルファレオンで倒せると言う。
レオゴンを撃てずに湖に入っていく水野。レオゴンのうつぼかずら状の角に取
り込まれてしまう。泳いでおっかけていた郷はジャイロにツタをからめるのを
見て変身。スペシウム光線でつたを切ったところから入って、ツタに足を取ら
れて苦戦するが、最後はブレスレットで八つ裂きにしてなぜか爆発しておわり。
水野邸は水野の遺言により児童博物館に。最後に次郎が「あんなものいらない
ね」と言ってアルファレオン線発射装置を焚き火にくべてますが、見るからに
燃えそうにないぞ、てなところでおしまい。
レオゴンという名前は動物と植物のハイブリッドってことでレオポンから来た
んでしょうか。まあ、レオポンは時代はあっているが、関西ローカルの話題な
気もするのでちがうかも。そ〜いえば、レオポンの死後も剥製は阪神パークに
あったらしいですが、阪神パークなき今どうなったんでしょうかね〜。
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恵畑俊彦 Shields up, photon torpedo armed,
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