何やら、随分と神がかり的な高尚な話題ですね。

どれだけ高尚かと言うと、こんな話題が話されるのは、fjか赤ちょうちんか?
ってぐらい高尚な話題です。:-)

# fj.soc.war-and-peaceにも振ってみます。

Shinji KONOさんがfj.soc.politicsというgroupにて
Message-ID: <3992494news.pl@rananim.ie.u-ryukyu.ac.jp>
> 
> 河野真治 @ 琉球大学情報工学です。
> 
> John Lenon のあの歌です。Kuche で良くかかる。僕はまだ信じて
> ます。ってな青臭い話です。

あれ、単純にいいメロディですね。私も好きです。

> 
> まぁ、共産主義の歌なんだけどさ、国なんかなくてもいい、所有な
> んていらない、みたいな。でも、この歌の本質はそんなところにあ
> るわけではない。「みんなが馬鹿でなくなれば問題は解決する」み
> たいなところが肝なんだと思う。

それが肝と言うならば、そこで言う「馬鹿(fool)」を定義してみないと。

> 
> 本来、生物の本能ってのは、その種がもっとも生き残るように設定
> されるはず。人間の知能もそういう風に作られていると考える方が
> 自然。何故、人間の言葉が通じないように分化してしまうのか、ど
> うして人は争うのか、何故戦争が起きるのか。縄張=国も、所有欲
> もそういう設定された本能に過ぎない。それは知性とか科学技術そ
> のものを発達させる仕組みであって、そうして生き残って来たから、
> そういう戦争する本能、所有する本能があるわけ。
> 
> で、そういう本能とかを知性で理解すれば、そういう(明らかに無
> 駄な)戦争みたいなのから逃れられると言う考えがあって、それが、
> Imagine なわけさ。

戦争ってメリットばっかりなんですけどね。
(殆ど唯一といっていいほどのデメリットは、多くの人命が失われる。
って点ぐらいかな。)

> 
> 最大多数の最大幸福を計算して計画経済すればうまくいくなんての
> が、あったわけなんだが、官僚主義と権力集中がそれをダメにして
> しまうってのが20世紀の共産主義の結末だったわけ。だから、そう
> いう単純な方法ではだめらしい。まだ、予測不可能なまでに複雑化
> した市場経済の方がましらしい。
> 
> 人間の知性を倍にしたから地球規模の資源の分配と再生産を人間が
> 管理できるとは思えない。でも、コンピュータならおそらくできる。
> 問題は、そのコンピュータで計算した分配を人間側が受け入れられ
> るかどうかだね。神様を信じるよりはコンピュータを信じた方がま
> しなんだが... Imagine は、実は、人間はそんなことをするように
> は出来てないって歌でもある。

「コンピュータを信じる」ってことは、現時点で判明している物理法則
や、その(信じられるに値するコンピュータの)設計者達の漏れの無さを
信じるってことですから、その時点での信頼性は恐らく世界一を誇れる
ものは作れるかもしれませんけど。
(ちょっと私は懐疑的だな、その辺は。)

> 
> 9.11 とかで僕が理解したのは、Imagine を拒否する人間の本質で
> あり、必ず滅ぶしかないという必然性だな。

あー、政治音痴な私があの事件で理解したのは、テロですら、政治家の手
にかかったら外交カードの一つにされてしまうのかッ!ってことかな。

政治に詳しい人からすれば、「何を今更」って感じなんでしょうけど。

> そして、それはカータ
> ーカタストロフっていう数学的証明まで付いているわけだし。漫画
> 版のナウシカでも滅びを自覚して受け入れるっていうテーマがある
> わけだけど、それを自覚しつつ自分は何をするのか、人類は何をす
> るのかってのが大切だと思ってます。まだ時間は200年あるしね。
> 
> まぁ、何かの奇跡でImagine的な解決を得られることもあるのかも
> 知れないが、そうして生き残ったものは人類とはまったく別なもの
> だろうから、やっぱり人類自体は滅びてしまうってことなんでしょ
> う。

そうならないように、ありとあらゆる方向性を持った人々の活動を自由
に活発に運動させてあげることの努力というのは、

  そういう努力をしようとした人は、自分が幸福になることを放棄し
 ない限り無理。

なんじゃないかなという想いに耽けるのは、赤ちょうちんぶら下げた
飲み屋だけにせんと。:-)

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