我慢くらべ



 短い文章ですが、君はこの文章をどこまで読むことができるか。
勿論、おばちゃんは最後まで読んで我が意を得たりと感動するでしょうが。



 ああ、お母さんはそれほどまでに僕のことを・・・
 あ、有り難う、お母さん・・・
 大変だ、これはもう出世をしなくてはっ。
 男は出世だ!
 彼女なんかつくっていられない。
 彼女なんかいつでもつくれるんだっ。
 男はお母さんだ!
 男は彼女なんか、80になってからでもつくれるんだ。
 いや、男は彼女なんか、90になってからでもつくれるんだ。
 いや、男は彼女なんか死んでからでもつくれるんだ。
 男はお母さんだ!
 嫁なんかとっていられない。
 嫁なんかいつでもとれるんだっ。
 男は嫁なんか、80になってからでもとれるんだ。
 いや、男は嫁なんか、90になってからでもとれるんだ。
 いや、男は嫁なんか、死んでからでもとれるんだ。
 男はお母さんだ!
 僕はお母さんの元から離れません!
 僕にはお母さんだけです!
 ああ、お母さん! 愛しています!
 
 (太陽に向かって)おかあさああああああああん!
 (海に向かって)おかあさああああああああん!
 
 
 
 
 
 
 
 
     と、鳥肌が・・・おさまらない