| From(投稿者): | "no one" <willkommen_spam@ich_liebe_spam> |
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| Newsgroups(投稿グループ): | fj.jokes |
| Subject(見出し): | シーン |
| Date(投稿日時): | Wed, 28 Sep 2005 02:27:27 +0900 |
| Message-ID(記事識別符号): | (G) <43398101$0$972$44c9b20d@news2.asahi-net.or.jp> |
| Followuped-by(子記事): | (G) <dhe3iq$jls$1@news-est.ocn.ad.jp> |
シーン 「千日のアン」の頃のジョヌヴィエーブ・ビジョルドとか「グリーン・ディスティニー」の頃のチャン・ツイィーのような、世界一美しい種族の女を想像してください。 女は白いドレスに包まれていた。 女の胸は真っ赤な血で染まっていた。 ナイトが女を抱きかかえている。 「お化粧がくずれていない?」 女が言う。 「いや。」 ナイトが言う。 「私の顔、ぶすになっていない?」 「いや、君は美しいよ。」 「おなか、出ていない?」 「いや、美しい線だ。」 「ありがとう・・・」 唇がかすかに微笑したように見えた。 女の長いまつげが静かに降りてゆく。 女の体が、次第に柔らかくなってゆく・・・ そして・・・動かなくなった・・・