ども、みやこしです。

携帯@ wrote:
> 
> 携帯@です。

こんばんは。

> すっかりご無沙汰です。^^;;;;
> エマの視聴自体がすっかりご無沙汰でした。観る暇が……。

フォローのお返しも遅くなり申し訳ないです。

> >どういう事を考えながら作っているのかが窺えて面白いのですが、「エマ」の
> >ような作画上の細かいルールが多い作品は、「割に合わない」という理由で断
> >る方も多い、などという話を読むと、やはり現場は大変なままなんだなぁ、と
> >こんな記事を思い出したりしてしまうのです。
> 
> 約束が多ければギャラが手間に見合うだけ多い訳では無さそうな業界ですからね。

「一枚300円」とかいう話を昔聞いた覚えがありますが、今でもそんな賃金体系
なんですかねぇ…。

> >「英國戀物語エマ」第十章「すれ違い」
> >
> >■インド人は千里眼か
> >ちなみに、原作では庇ではなく、本当に屋根の上で「昼寝」をしてます。ヴィ
> >ヴィーが、窓から出入りすれば良さそうな所を、わざわざ梯子をかけて上って
> >くるのも、原作の場面を意識しての事でしょう。ヴィヴィーが窓を通らなかっ
> >たのは、一応、メイドさん達が掃除をしていて塞がっていたから、という事に
> >なっているようですが、やや無理矢理っぽいかも(^_^;
> 
> 窓から行けば良いのに…と思っていたら、そういう事情があったのか。

ハキムはあっさり窓から入っていきましたから、やはりちょっと無理矢理っぽ
い話ではありますが、ヴィヴィー的にはこれが正しいやり方なのでしょう(^_^;

> > スティーブンスが、エマを客間に通すのは原作通り。ただし、原作では、エ
> >マが門の前で裏口に回ろうと躊躇している所に、スティーブンスがいきなりや
> >って来るのですが、ハキムがスティーブンスに言いつけて出迎えに行かせると
> >いう、より自然な流れになるように段取りが追加されてます。
> 
> 原作だと屋敷から門が見える程度の距離なのに、アニメでは屋敷からでは門すら見えない
> 程距離が離れている所為もありそうです。^^;;;;
> 
> お陰で、ハキムの視力が人間とは思えない程凄いことに。

アニメになると色々なモノがスケールアップされるのはありがちな話で(^_^;

> >また、門番がエマを見て胡散臭そうに詰問したり、すれ違うメイドさん達がエ
> >マを「何この女」みたいな目で見てたりと、エマが場違いな所に来てしまった
> >感じがより強調されているように思えます。父リチャードがエマを目撃するの
> >もオリジナルです。
> 
> 後で執事に「見慣れない客が」と言ってましたが、当然、エマだと気付いていますよね…。
> それともメイドの顔など忘れたか?

忘れてるんじゃないでしょうか。父がエマを見たのは、先生の見舞いに来た
一度きりですし、あの時はエマの顔はろくに見ていなかったような…。

> > この場面はオリジナル。原作では、エマとは外で待ち合わせをしていたのに
> >坊っちゃまが遅刻し、ジョーンズ家に向かったエマと行き違いになってしまい
> >ます。その待ち合わせの約束をした時に、坊っちゃまは先生の死を知らされて
> >いたようなのですが、アニメでは、坊っちゃまはまだ知らなかったようです。
> >今回のエマの訪問は、それを知らせる為もあったようです。
> 
> 原作だと、遅刻した位で何でエマがそれまで行ったことも無い屋敷をいきなり訪れるかな?
> …と思ったので、これで良いのかなと思いました。

多分、原作の方は、その日のうちに旅立ってますので、汽車の時間を気にしてい
たから、待ちきれなくて家に行ったのではないかという気がします。ジョーンズ
家で待っている時も、時間を気にしている描写がありましたし。
#きっと、坊っちゃまがえらい遅刻をしたのでしょう(^_^;

> >■別れの挨拶
> > 一方、客間で待ち続けているエマ、それを覗いている妹弟達、という図に動
> >きがあったのは、ハキムがやって来たから。「昼寝」をしていた時のインド風
> >の服装から、英国紳士風のスーツにしっかり着替えてきています。それを見た
> >ヴィヴィーが、唖然とした、といった感じで「着替えてる…」と言うのが何か
> >可笑しい(^_^;
> 
> 私も着替えてる…というところで笑いました。
> 原作だと昼寝の時も上着は脱いでいたけどスーツ姿でしたので、この部分はオリジナルで
> すね。

ヴィヴィーの怒りの炎に、より油を注いでいるというか…(^_^;

> > この辺りのやり取りは、ほぼ原作通り。ただ、ハキムの疑問に対して、原作
> >では、エマははっきり「あきらめる」と言ってます。何も答えない…というか、
> >答える事ができないアニメ版のエマの様子は、この時点では、まだ彼女に迷い
> >があるように感じられます。
> 
> 二人の関係がより深く感じられ、しかもエマの態度が控えめなアニメ版らしい感じです。

ですね。それに、ヴィヴィーに言われた事が決定打になる、というのがより強調
されるように思えます。

> >■怒れるヴィヴィー
> > そんな中、一人怒っている風のヴィヴィー。どうも坊っちゃまの事ばかりで
> >はなく、ハキムが「着替えて」いた事に対しても怒っているっぽい(^_^;
> 
> ついでに麝香の香り付き^^;;;;

ハキム、気合入れ過ぎ(^_^;
それとも、これが普通なのでしょうか。

> > すれ違うメイドさんを驚かし、階段の手すりを一気に滑り降りて、客間に飛
> >び込んだヴィヴィー。
> >「あなたねぇ、何のつもりだか知らないけど、さっさと諦めて帰ったら!?ウィ
> > ル兄さまもウィル兄さまだけど、あなたも常識無さ過ぎよ!!使用人は使用人、
> > 主人は主人、それくらいの事何で判らなぃ…」
> 
> ヴィヴィーの行動も全然お嬢様らしく無いんですけどね(笑)。

そこが大事(^_^;

> > この客間に怒鳴り込むヴィヴィーの場面は原作通り。手すりを滑り降りる辺
> >りとか、やはり動きがあると面白いです。普段アクションが少ない作品だけに、
> >たまにこういう場面があると引き立ちます。
> 
> スカートが捲れてもあまり絵的には嬉しくないですが。
> 
> # …と書くと「それが大事!」とフォローが付きそうなので先に書いておきます。

では、これはこれで、という事で(爆)

> > この後、姉と兄に「連行され」てぶーたれるヴィヴィーの場面はオリジナル。
> >「だいたい、皆自覚が足りないんだよ」などと偉そうに言っているアーサーで
> >すが、一緒になって客間を覗いていたお前がゆーな、という気も(^_^;
> 
> ヴィヴィーに対しての突っ込みかとばかり。

もちろんアーサーはそのつもりなのでしょうが、「覗き」という、およそ
紳士らしくない事をしていながら、自分だけは紳士としての振舞いができ
ていると思っているっぽいのが可笑しいです(^_^;

> > またまた一方、キャンベル家では。前回の事が尾を引いているのか、元気が
> >なく食事も喉を通らない様子のエレノア嬢。
> >ここで、エレノア嬢の父・キャンベル子爵登場です。原作では、単行本第5巻
> >でようやく登場する方ですが、随分早くのご登場となりました。キャンベル夫
> >人が、ジョーンズ家との縁談を進めていいか、と聞くのに答えず、給仕が食器
> >を片付ける音にも注意するなど、僅かな場面ですが何となく「嫌な親父」とい
> >った雰囲気が漂ってます。
> 
> 本当はエレノアをジョーンズ家に嫁がせたく無いんでしょうね。
> 家柄や伝統に拘っていて、現実を直視出来ないというか。

原作ではまさにそんな感じです。その上、単行本第5巻の予告の台詞が怖い
ですし。
#連載の方は何かえらい事になっているようなのですが、途中だけ見るのが
#怖くて読めずにいます(^_^; 第6巻収録分で良い方に結末がついていれば
#良いのですが…。

> > それにしても、エレノア嬢の「恋の病」はかなり重症のようです。ベッドに
> >横たわってため息をつく、その憂いた表情が何とも不憫です。
> 
> 原作ではようやっとウイリアムが真相を話したという噂ですが。^^;;;;

おや。坊っちゃま、モニカ姉さまに殺されるかも…(^_^;

> >■すれ違い
> > そして、ジョーンズ邸を出ようとしたエマですが、玄関を出た所で、戻って
> >きた坊っちゃまと鉢合わせ。駆け寄った坊っちゃまは、エマを抱き締め、何も
> >知らなかった事を詫びます。劇的な場面に、妹弟達も、メイドさん達も驚いて
> >見守るばかり。
> 
> この展開には吃驚。確かに、原作通りにすると1クール作品としては中途半端なことになっ
> てしまいそうですが。

中途半端というか、宙ぶらりんというか…。

> >#原作だと、ここで奥様が「ファンタスティック!」と叫ぶ所ですが、残念な
> >#がらジョーンズ家には奥様がいません(^_^;
> 
> ……それは、第二期まで待たないといけませんね(笑)。

それは是非(^_^; 声は高島雅羅さん。

> # でも今回このシーンをやったために、ファンタスティックなシーンの感動が薄れないか
> # と心配です。

坊っちゃまが駆け寄るのと、エマが駆け寄るのとでは、自ずと感動の度合いが
異なりますので大丈夫です(おい)

> > しかし、そこに出てきた父リチャードは、エマを庇うように立つ坊っちゃま
> >を、妹弟達や使用人達の面前で張り倒します。
> >#驚きながらもコリンに目隠しするアーサーが変。遅いって(^_^;
> 
> アーサーにしては珍しくコリンに気を遣っているなと思ってみてました。

よっぽど珍しい事だった、という事なんでしょう(^_^;

> > その坊っちゃまを無視して、父リチャードは、エマに向かって言います。
> >「今日のところはお引き取り願えませんか。いずれ、何がしかの埋め合わせは
> > します」
> 
> 酷い言い方しますねぇ。金で方がつく相手じゃないと判っているだろうに。

ですね。

> > …だーかーらー、何でそこで追いかけるのを止めるんですか、坊っちゃまは。
> >確かに、エマは振り返ってもくれないし、この時点ではまだエマが故郷に帰る
> >事を知らなかったので、日を改めて落ち着いてから会う方がいい、とか考えた
> >のかも知れませんが、それでも、ねぇ…。この場は、何がなんでもエマを捕ま
> >えなきゃならん所でしょうに。こんなヘタレ坊っちゃまの為に、女性が二人も
> >泣かされてるかと思うと…。
> 
> 原作だと追いかけたけど、間に合わなかったという展開なのに、それは無いだろ〜と思い
> ました。最終手段として、馬車でも何でもあるだろうに。

この辺りのヘタレ具合が原作より酷いだけに、「何でこんな男にエマは(エレ
ノア嬢も)惚れちゃったんだろう?」という感じになってしまいそうで…。

> >ここで、思わせぶりにまた例の女性の肖像画が浮かび上がりますが、父の浮か
> >ない顔の原因、という事でしょうか。ちょっと意図が判りづらいカットです。
> 
> 第二期へ向けての遠大な伏線です(違)。

結局その通りだったようです(^_^;
#いや、第二期があるかどうかはまだ判りませんが。

> 例の女性の過去を考えれば、ウイリアムとエマの仲を認めないのは、身分違いというだけ
> では無くて、ウイリアムとエマ、それぞれのためを思ってということなのかなぁと。
> 自分と同じ過ちを踏ませまいと。

根本にそれがあるのは間違い無さそうなのですが、この時点ではまだそこまで
明確になっていません。
#端的に示されるのは、次回の台詞ですね。

> >灯を持って階段を降りている女性も、顔が見えないので何やら意味深な感じを
> >受けます。これは、髪から見てグレイスだと思うのですが、顔を見せないとい
> >うのに何か意味があるのか…。
> 
> グレイスだと思うのですが、多分意味は無いかと。^^;;;;

演出様の「裏話」がまだ追加されませんので、謎のままです(^_^;

> > そして、ジョーンズ家から逃げ出したエマは、エウーゴに身を投じ…じゃな
> >くて(^_^;)アルの所へ。
> 
> どうしてゼータが…と思ったら、時事ネタでしたね^^;;;;

はい。書くなら今のうち、という事で…(^_^;

> >■全体をみて
> > 今回は、原作単行本第2巻の第十二話をベースにしてはいますが、展開はか
> >なりオリジナルに近いです。何より、原作では本当にすれ違いっ放しのエマと
> >坊っちゃまが出会ってしまうというのは、大きな改変です。
> >#前回の記事で「父リチャードとエマとの直接対決か!?」とか書いてしまいま
> >#したが、まさか本当に直接対峙する事になるとは。
> 
> 放映を観るまで記事や感想を観ていなかったので、これは無茶苦茶吃驚。

同じく。←「無茶苦茶吃驚」の部分
この時点では、オリジナルの展開に突入か、とも思ったのですが。

> > ただ、出会ってしまった事で、物事が良い方に進むどころか、かえって事態
> >は悪化してしまいました。この辺、最悪の予想の更に斜め上をいくかのような
> >展開には、驚かされるばかりです。
> 
> きちんと想いが通じ合ってから、別れるという第一部完なのかなぁと。

そうですね。結果的には、区切りをつけるためのものだったように思えます。

> > しかし、今回の話だけ見ると、いい加減頼りにならない坊っちゃまに見切り
> >をつけたエマが、貧しくても頼りがいのありそうなおじさまに走った、と見え
> >なくもないなぁ、などと思ってしまいました(^_^;
> 
> アルから聞かされる話をエマがアルに話すことになるのかな。
> 
> # 未だ観られないので想像ですが。

これも、結局は原作通りという事で。

> では、また。

では。

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宮越 和史@大阪在住(アドレスから_NOSPAMは抜いてください)
BGM : ループ by 坂本真綾