いいじまです。

> 「許可」なんて言葉を使うからおかしいんじゃないかなぁ。IPネットワークに
> 接続されている限り、万人にfjに投稿する権利があると思う。

いや、「権利」という言葉のほうがよっぽど議論をややこしくしますよ。

「権利(right=正しい)」という言葉を使うと、あたかもそれは当たり前のも
ののようにきこえるのですが、その「権利」は果たして誰が与えてくれるのでし
ょうか?

神様ではないですね。
国家権力でもないですね。
末端の回線を提供している人、その経費を払っている人です。

その人たちは、無条件でユーザーにfj参加を認めるでしょうか?
IPネットワークに参加する組織には、ユーザーにネットニュースのサービスを
提供することがRFCなどで義務づけられているでしょうか?

どちらもNOですね。

「IPネットワークに接続されている限り、万人に」ってのは、そもそもIPネット
ワークが学術ユーザーに限定されていて、経費を研究予算から捻出していた時代
の紳士協定ですよね。

それが今は、「業務のために金を払ってIPネットワークに参加しているけど、構
成員のfj参加は目的外利用だから認めない」という組織が現に存在します。IPネ
ットワークの構成というか力関係というか、そういうものも昔とは違うわけです。

今回は「許可」というキーワードで論じるのが妥当だと考えます。fjは、各ネッ
トワークの管理者がユーザーに許可を出すかどうかについて発言する立場にない、
と考えます。

> 憲章は投稿者を限定
> するために存在するのではなく、投稿スタイルにある種の規制を与えるものじゃ
> ないのかなぁ。abuserでも、きちんとしたフォーマットできちんとした内容の記
> 事ならば受け入れるべきという発想からの延長なんですが。

同じパラグラフ内の文章ですが、ここの部分は同意です。

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飯嶋 浩光 / でるもんた・いいじま   http://www.ht.sakura.ne.jp/~delmonta/
IIJIMA Hiromitsu, aka Delmonta           mailto:delmonta@ht.sakura.ne.jp