Re: AIR 第十一話
ども、みやこしです。
携帯@ wrote:
>
> ちょっと疲れ気味な携帯@です。
こんばんは。体調にはご注意ください。
> AIR 第十一話「うみ -sea-」について雑感など。
晴子さんの台詞にもありましたが、やっと海に来れましたね。
> 往人が消えてしまった翌朝。観鈴は一人でも頑張ろうと決意。
> そらを肩に載せての外出ですが、歩くのは辛そうな感じ。
帽子を被っているのは、日差しも辛くなってきた、という事でしょうか。
確か、帽子を被るのは初めてだったような。
> 往人の記憶がぼんやりとしてしまっても、そらとして観鈴と暮らしていたのだから、晴
> 子と観鈴の関係は知っていても良さそうなもの。それとも、一度往人に戻った際に、そら
> としての記憶も一緒にぼんやりとしてしまったのかな。
そんな感じですね。
> 観鈴を医者に連れて行こうとする晴子。劇場版を観ていた関係で、観鈴は前から発作の
> 関係で定期的に診療所に出かけていたのかと思ったので、晴子が今更医者に行こうと言い
> 出すのが意外。
おそらく、今回は、そのうち治まるいつもの発作とは違うという事からで
しょうね。
> 観鈴「そうじゃないの。あたしと仲良くなると、お母さんも病気になっちゃうから」
> 晴子「あ…それも観鈴ちんの夢か?」
>
> 毎回観ていたのに、どうして観鈴が素直に母に甘えないのかがこのシーン迄判っていま
> せんでした。本人がどこまで把握しているのか判りませんが、翼人の呪いが母親に及ぶの
> を恐れていたんですね。
実は私もこのシーンまで判っていませんでした(^_^; それは、まさか本心
ではないだろうとは思っていましたが、観鈴のほうから拒絶する、という
発想が無かったので…。
> 観鈴「お母さん皺が多くなってる」
> 晴子「五分刈りにしたろか?」
>
> ……そう言えば晴子さん、幾つだ?
いいとこ30越えたかどうかぐらいに見えます。往人に「おばさん」呼ばわ
りされるぐらいの歳にはなってる筈ですが(^_^;
> 話している間に眠ってしまった観鈴。晴子さんはうっかり観鈴の髪をばっさり行ってし
> まいます。フォローしようとして更に失敗…。
そらが見ない振りをしているのが可笑しい(^_^;
> 哀れ観鈴はショートカットにされてしまいます。劇場版では自分からショートにしてい
> た気がするので随分ショートになる事情が異なっていますね。
劇場版では、入院するためという事で髪を切ってましたね。
#まぁ結局入院する事はなかったわけですが…。
> 短くなった髪に対する観鈴ちんの感想。内心衝撃を受けつつも、上手くフォロー…は無
> いか、観鈴ちんだし。きっと素でそう感じたのでしょう。観鈴が今の髪の長さになるまで、
> 預けられたと気からずっと伸ばし続けて来たということかな。
> 髪の長さを一旦リセットすることが、親子関係のやり直しという表現は良い感じです。
> そして互いにVサイン。
オープニングに出てくる髪の短い観鈴が、遂に登場しました。あれ、初めは
小さい頃の観鈴かと思っていましたが、こういう事だったとは。
> こんな感動的なシーンで書くのも何ですが、今回晴子さんのキャミソール姿。
> アップシーンが多い所為か、何時もに増して胸の形がはっきりくっきりと描かれている
> ように思えるのは気の所為でしょうか(ぉぃ)。
女性の乳房というのは、母性の象徴だそうですから、「母親としての晴子
さん」を強調しているのかもしれません。
#もちろん、描き手に邪な気持ちがこもっている線も捨てがたい(爆)
> 観鈴「私覚えてるから。お母さんの笑顔。絶対に、覚えてるから。お母さんの…」
> 晴子「何言うてるかわからへん。どういうことや観鈴」
>
> 第七話で往人の母が「その夢が、女の子をむしばんで行くの。ある筈の無い痛みを感じ
> るようになり、やがて女の子は、全てを忘れていく」と話していた回想シーンがあります
> が、このことを観鈴ちんも知っていたということか。往人はそのことを観鈴に話してはい
> なかったと思うので、観鈴が観た夢から知ったということなのかな。この全てを忘れてい
第七話で、「ぶらり温泉一人旅」に出かけようとする晴子さんに、往人が
話していた事を、実は観鈴もしっかり聞いていたという事でしょうね。
晴子さんのほうは、この話を覚えているかどうかイマイチ不明ですが。
#橘の家に殴り込み(違)に行く事で頭がいっぱいで覚えていないかも。
> くという部分、神奈の話の時には出ていないので、その後の生まれ変わりの代の時に起き
> た出来事ということなんでしょうか。
翼人の魂が転生するには、人では器が小さすぎる云々という話がありまし
たので、その関係ではないでしょうか。
> お母さんのことをママと言い、ママが死んでしまったことは認識しているんですね。晴
> 子の所に預けられた頃からの記憶がすっ飛んでしまったということなんでしょうか。
この辺りから、髪が短くなった(あとキャラデザインも(^_^;)せいもあり
ますが、観鈴の表情が本当に子供みたいになってきますね。
> う気もします。いや、子どもを経済的に困窮させる親よりはマシですが。このような事情
> だと、養育費とか晴子さんは受け取っていたんじゃないか?
その可能性はありますね。だとすれば、晴子さんが、いつ観鈴を連れて行か
れるかと怯えていたのも理解出来ます。
ていうか、晴子さんの仕事って何なんでしょうね。どのぐらい稼いでいるの
かも不明ですし。
#少なくとも、あのスーツ姿からすると、劇場版で挙げられていたような仕
#事はしてなさそう。
> 敬介、出自は関西の人なの? 関東の人の話す似非関西弁の方が気持ち悪いと思うけど。
その点、晴子さん役の久川綾さんの関西弁は、大阪出身なだけに違和感が無
いです。
> 晴子の弁当のことを知らないと言った観鈴に怒り、晴子はどこかに行ってしまいます。
> 何だか、駄々こねる子どもに対する母親の対応みたいですが、病人を炎天下放っておいて
> はいけません。
> 車椅子を動かそうとした観鈴は、炎天下路上に車椅子毎倒れてしまいます。
> 物陰から見ていたと思われる晴子さんは慌てて、観鈴に駆け寄ります。
この時、観鈴に駆け寄った晴子さんの手からこぼれ落ちたのは、「どろり
濃厚ピーチ味」。これを買いに行ってたんですね。怒ってしまったのをす
ぐ後悔して、という事でしょうか。
> 晴子「おばさん。ここにおってもええんか?」
> 観鈴「うん」
>
> また一歩、絆が深まりました。
ここまで、家の中の場面での観鈴と晴子さんとの距離が、そのまま二人の
結び付きの深さを表わしているようです。
> 晴子「今日は敬介との約束の日。あのアホ、あんたにも一回尋ねよるわ。そしたらあんた、
> 敬介と一緒に行きたいて答えるやろ。うちとはもう居た無い。そう答えるやろ。夏
> 休みは未だ未だ続いていくけど、二人の夏休みは今日で終いや」
この台詞、往人の母親が言っていた「夏はまだ始まったばかりなのに…」と
いう言葉に重なるように思えます。
> 敬介との約束の日。眠っている観鈴を車椅子に乗せている晴子。
> 観鈴が晴子を母として認識しないのと同じ位、父と名乗っている敬介に観鈴がのこのこ
> ついて行くというのも無さそうな気がするのですが…。晴子さん、自信無さ過ぎです。こ
> れまでの観鈴への態度を悔いているだけに仕方無いですけど。
観鈴の額にキスする晴子さん、完全に別れる事を受け入れてしまっている
ような感じです。
> 観鈴は波打ち際を必死に晴子の方に向かって歩いて来ます。
>
> 晴子「そうや。うちがあんたのお母さんや」
> 観鈴「ママ…」
>
> 観鈴は「ママ!」と叫びながら、晴子さんの所に向けて歩いて来ます。
> 晴子さんの努力は決して無駄ではありませんでした。
初めは観鈴の声が聞こえないのは、晴子さんにとって観鈴がそう呼んで
くれる事が信じられなかった、という事を表わしているように思えます。
観ているほうも、観鈴の口の動きから、そう呼んでいる事は判っていて
も声が聞こえないので焦らされている所へ、「ママ!」の一声がくると、
もう「やられた!」という感じです。
> これまでの影ながらの観鈴ちんへの晴子さんの愛情は、きちんと観鈴ちんにも届いては
> いました。だからこそ、この奇跡(…と言って良いのかは判りませんが)が起きたのでし
> ょうね。これまで何もして来なかった敬介が晴子さんには勝てる筈などありません。
抱き締めあう二人と、うちひしがれた様な敬介とが、実に対照的です。
> そら「僕は漸く知った。ずっと観鈴の側にいたこの人は、観鈴のお母さんだったんだ」
この時の、観鈴を抱いた晴子さんの、ピンと背筋を伸ばした姿勢や、凛と
した表情が素敵です。今回、悲しそうな表情や不安そうな表情をしている
事が多かったのでなおさら。
> ●次回予告
>
> 観鈴「翼があったの。真っ白な翼で、あたし空を飛んでた」
> 晴子「そっか。ええ夢見たな」
> 観鈴「ううん。悲しい夢だった。世界で一番悲しい夢。でもね、これが私の夢の終わり。
> これからは、お母さんの側にいるの。何時までも、ずっと」
また「ママ」から「お母さん」に戻ってますね。夢の話をしている事から
しても、記憶が戻っているという事でしょうか。
> 最終話「そら -air-」
>
> 最後の夢を見てしまったらしい観鈴ちん。…と言うことは、観鈴ちんは……。
> いよいよ最終話。観鈴ちんは、往人はどうなるのか?
> 二人ともお空で何時までも幸せに暮らしました(or成仏しました)なら暴れるかも知れ
> ない。
ラス前の話でこれだけ盛り上げて、最終回は大丈夫かと心配になります(^_^;
> では、また。
では。
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宮越 和史@大阪在住(アドレスから_NOSPAMは抜いてください)
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