ども、みやこしです。

NISHIZAWA Yutaka wrote:
> 
> #「あずまんが」と同じコンビのEDが大好きです。

同じく。OPもサントラも買ってないのに、EDのシングルCDだけ買いました(^_^;
#カップリング曲も好きです。本編では使われてませんが。

> Miyakoshi Kazufumi <miyakoshi_NOSPAM@tim.hi-ho.ne.jp> writes:
> 
> > > 原作とアニメで生死が異なる作品、何か思いつきそうな気がして思いつかず。
> >
> > 私が観た作品だと、
> (snip)
> > ・「スクラップド・プリンセス」のエイローテ
> >  原作では、登場した巻で死亡。アニメでは最終回まで活躍。

ちょっと引用順を変えてます。

> フューレや王妃は“ちゃんと”死んだのに、なぜ彼女だけ?と言う気もしますが、
> あまりといえばあまりな最期ゆえの自主規制でしょうか。

というのも考えられますが、これは単に表現の問題ですので、生死を分けるほどの
理由でも無いように思われます。実際、第4話などでは、街の人達が中継点に飲み
込まれるのは原作同様ですが、原作よりもかなりあっさりした表現になってました。

エイローテの場合は、単に「飲み込まれる」よりさらに酷いですが、それでも表現
を変えれば、死なす事自体は可能だったと思います。

以下は推測ですが、アニメでエイローテが死ななかったのは、

> でしたね。おかげでセーネスのドラマがかなり弱まってしまいました…。

これが目的だったのではなかろうかという気がしています。つまり、「エイローテ
が死ななかったためにセーネスのドラマが弱まった」のではなく、「セーネスのド
ラマを弱めるために、エイローテを殺さなかった」のではないか、と。

原作のセーネスは、何よりもエイローテの復讐を遂げるために戦っているように見
えます。これは、セーネスのドラマとしてはいいのですが、アニメ化するにあたっ
て、これを描くには尺が足りないと考えられたのではないでしょうか。アニメでも、
スキッドに中継点が放たれた戦いで多くの部下を死なせた、というのはありました
し、それを後々まで引きずっている風ではありましたが、やはりエイローテと他の
部下とでは、言っちゃ何ですが、重みが全然違うでしょうし、描き方もかなり変わ
ってしまうでしょう。最悪、中途半端な描き方になってしまうかもしれません。

それなら、いっそのこと「セーネスの復讐劇」という要素はバッサリ切ってしまい、
セーネスさんにはパシフィカと対立する役に徹してもらおうと企んだのではなかろ
うか、と思います。復讐劇が無いのだから、エイローテは死ぬ必要が無い、むしろ
生きていてもらわなければ困る、という事で。

フューレや王妃様は、パシフィカに直接関わる人なので、さすがに彼らの生死を変
えるわけにはいかなかった、というところではないか、と思います。

この辺りのアレンジ…というか取捨選択は、観る人によって賛否が別れるとは思い
ますが、私は、「捨てプリ」ではかなり上手くやっていたのではないか、と思って
います。

-- 
宮越 和史@大阪在住(アドレスから_NOSPAMは抜いてください)
BGM : innocent starter by 水樹奈々