At Tue, 23 Nov 2004 17:12:48 +0900,
in the message, <41A2F100.71BEC2E9@ht.sakura.ne.jp>,
IIJIMA Hiromitsu <delmonta@ht.sakura.ne.jp> wrote
>裁判中の早い段階、できれば提訴直後に、「仮差し押さえ」という処置を執るのが

できるなら提訴「前」。
と言うよりも、「訴える腹を決めたらできる限り早く」
(もちろん、給付訴訟であることが前提。
 執行力のない判決を求める訴訟では意味ないからね。)。

# 本訴の提起は仮差押の要件ではありません。
 むしろ、本訴提起前の方が確実。
 仮差押命令取消の要件ではありますが。

>に回収できます。ただし、差し押さえた資産の中に不動産がある場合は、その立
>ち退き交渉は損害賠償の裁判自体とは別個に進めなければならず、厄介です。

まあ、元より立退かせる必要があるとは限りませんが。
賃貸物件を賃貸物件として応札する人も結構います
(これが結構悪くない商売でして。
 金があったら自分がやってみたい。)。
そういう人にとってはむしろ既に賃借人がいる方がありがたい場合もありま
す
(賃借人がいないような物件はそもそも借手が付かない代物である可能性があ
 るから。)。

あるいはそもそも人が恒常的にいるわけではない不動産(別荘とかただの山
林とか田畑とか)もあります。

-- 
SUZUKI Wataru
mailto:szk_wataru_2003@yahoo.co.jp