ピタゴラスという人物が存在したことは、
事実らしく、生まれた年は 569年B.C.
で、没年は、500年B.C.という説がある。

上記の説が正しいとすると、わずか、
31歳で没したことになる。

一説によれば、政敵によって、棲家
に放火され、燃え盛る炎の中で
死んだのだという。


しかし、歴史上、この人ほど、謎に
満ちた人物は稀だろう。


彼は、(宗教的色彩の濃い)秘密結社
を創り、それが後世の秘密結社の
モデルとなったのだと言う。


[この世(or 宇宙)には、数的調和が
ある]というのが、この秘密結社の
根本的教義であり、この教団において
は、この教義のもと、熱心に数学が
研究されたらしい。

因みに、数学の英語名 mathematics
の語源となる語;マセマ(μαθημα)
を創ったのは、他ならぬ、ピタゴラス
その人だったようである。

それどころか、哲学の英語名 philosophy
の語源となった語を創ったのもピタゴラス
その人だったらしい。

地表が球面を成していると言い出した
のも彼らしい。