加藤@ODNです.

In article <3990356news.pl@insigna.ie.u-ryukyu.ac.jp>, Shinji KONO wrote:
>河野真治 @ 琉球大学情報工学です。
>
>In article <41301f08.6993%katoh@pop12.odn.ne.jp>, Hideki Kato <katoh@pop12.odn.ne.jp> writes
>> う〜ん,(故)後藤先生も書かれてましたが,副作用を使わないと計算量の
>> オーダーが変わる処理がある(と強く推定される)んですよね.
>> #KMP もそうじゃなかったかな?(朧な記憶)
>
>例えば、キューとか木構造とかでは変わらないんだけど、グラフ構
>造だと厳しいってな所かなぁ。

ふむ,そういう見方はしてなかったから確かな事は言えないけれど,取りあ
えず私が知ってる実例は,HLISP の連想記憶絡みと KMP の UtiLisp での一
実装でのデータ構造(確かグラフ構造だったと思う)だから,該当してます
ね.

>> Prolog はこのお陰で構造体のメモリの回収が速く(正確には,速い実装が
>> 可能で),Lisp と比べて優る(唯一の?)点でしたが...
>> #Java では配列は基本型だけに使おう...(?)
>> ##本末転倒ですね,これは.
>
>でも、結局、頻繁に書き換えるのは、基本型の配列ってことになっ
>ていることが多いみたいですね。そういう言語ってことか。

まぁ,グラフ構造を必要とする応用はそんなに多くないと思うから,それほ
ど困る事は無いんでしょうけどね.言語の問題じゃなくて,メモリーが線形
でポインタを使う限りしょうがないんじゃないかなぁ...?
#連想メモリとか逆ポインタを包含するメモリとかなら違ってくるような気
#が.
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Hideki Kato <mailto:katoh@pop12.odn.ne.jp>