Yuuichi Naruoka wrote:

>  先日TVでハリー・ポッター第1作を見ましたが、あの中では本来魔法使いの家系では
> ないハーマイオニーが「猛勉強によって」初歩の魔法を使っていましたね。魔法とは本
> 来そうしたものです。特殊な才能がなければ大技は使えませんが、逆にきちんと勉強
> すれば誰でもある程度の魔法は使えるようになります。

映画からそのように感じられたのだと思いますが、実際は少し異なります。
確かにハーマイオニーの両親は人間(マグル)ですが、ホグワーツは魔法使
い/魔女だけが入れる学校であり、そこに入学を許されれたハーマイオニー
も生まれながらの魔女です。
つまり、過去にあった魔法使いと人間との混血により、人間の中にも魔法使
いの血が僅かにながれていて、ごく稀に人間の両親から魔法使いが生まれる
ことがあるのです。魔法省ではそのような子供の誕生を常にチェックしてい
て、魔法使いとしての力を持つと認められた子供は、生まれに関係なくホグ
ワーツのような魔法学校への入学を許されます。

少なくてもハリー・ポッターの世界では魔法は誰でも使えるものではなく、
生まれつきの力によるもので、ハーマイオニーが猛勉強しているのは、血の
薄さを勉強で補おうとしているのです。

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おおつか かつみ 
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