"Sawaki, Takayuki" wrote:

>  プロ野球の運営側の組織構造って言うのが、ホントによくわからないです。
> オーナーだとか球団代表だとか社長だとかリーグ会長だとかコミッショナーだとかが
> いるようですが、コミッショナーとか言うのが一番えらいのかと思ったら、
> どうもオーナー連中(会議)が一番偉い(決定権がある)ようですね。

球団代表も社主の雇われ者に過ぎないし、リーグ会長の果たす役割は
コミッショナー以下のパフォーマンスでしょう。
だれがなっても大して変わりがないことから明らか。

さらにオーナー各自が同等の発言権を行使して議決するという
みえみえの民主主義など役に立たないことを誇示するような
「誰が一番偉いかわかってるだろうな」的な実体の軽重が重要。
他のオーナーの誰一人この体制に楯突く意志がないなら
「プロ野球界の盟主は読売」と明文化すれば納得するんだけどな。

読売の場合はメディアの行使を濫用するというあわせ技もポイント高いし。
オーナー会議だけでなく国内の多数のメディアもそれに追従したまま
かれこれ半世紀というのは隣の愉快な共和国の体制が堅持されている
ことと同様まこと慶賀に値します。

> 本来プロ野球を支えてくれるはずのファンや現場の選手の要望など、まるで
> 聴く様子もないし。前々から横暴だな、と思っていたナベツネ氏の「たかが選手が。」
> には「ああ、プロ野球って、もうだめだな。」という諦め感しかありません。

陰険同士の西武球団で堤オーナーが森監督に「やめるならどうぞ」といったという
使用者・雇われ者をはっきりさせる会見なんかはごく自然に受け止められるのですが。

>  私も、数年前からなんとなく興味が無くなりつつありましたが、

わたしは25年くらい前の江川卓をコミッショナーの斡旋で
阪神からトレードというのがきっかけだなあ。
ダーティ読売でいくという宣言表明でドラフトを無視して
球界の紳士面をやめてくれたら今でも応援できていたかもしれない。

それ以前から飼い殺しの巨人としてダークサイドの輝きはつとに
有名だったので紳士面をかなぐり捨てる最高のチャンスだったのに残念至極。

というわけでJリーグやJFAを他山の石としておのれの道を進んでほしい
日本プロ野球連盟であった。
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mailto:shibuya@dd.iij4u.or.jp           渋谷伸浩