久留です。

Shuuji Yamamoto wrote:
> ほかに、おもしろい作品はありますか？

石原藤夫『宇宙船オロモルフ号の冒険』
　複素関数、ヘルムホルツ方程式の変数分離、漸近級数、変分原理など

ルーディ・ラッカー『ホワイトライト』
　集合論（連続体仮説、選択公理など）

数学をネタとしたSFでは、上記の2冊が双璧だと思います。
ラッカーは『四次元の冒険』『思考の道具箱』『無限と心』などの小説
以外の著作も面白い（『無限と心』は酷い悪訳ですが）。

クリフトン・ファディマン編『第四次元の小説』
これはこの分野の基本となるアンソロジーです。
ワイルズの証明によって使えなくなってしまったネタもありますが。

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