ども、みやこしです。

Hiroki Kashiwazaki wrote:
> 
> 柏崎@北海道です。
> 
> At Fri, 16 Apr 2004 02:06:03 +0900,
> Shibuya, Nobuhiro <shibuya@dd.iij4u.or.jp> wrote:
> 
> > 正直なところ、絵がきれいで話がせつないので半泣きしながら見ました。
> 
> 新海誠さんの作品は、背景画の美しさ(と背景の選択)と、話の切なさが
> やはり特筆するべき点でしょうね。話の内容的には、トップですかエヴァ
> ですかという突っ込みが有り得るものの。

月刊「アフタヌーン」で、この4月号からマンガ連載が始まってますが、
そちらで、「そもそも何で女子中学生が行かなきゃならんのだ?」という
ツッコミに対する説明がちょっとされてます。
#ああ、そういうことね、と何か納得してしまいました(^_^;

同号で、新海氏と藤島康介氏との対談がありますが、そこでもやはり、
新海氏が一番気になるのは背景で、苦手なのはキャラクターだ、と言って
ますね。

ちなみに、今制作中の「雲のむこう、約束の場所」も、「きれいな空に
カッコいい飛行機が飛ぶ話」だそうです。これも楽しみ。

> 個人的には「ほしのこえ」よりも「彼女と彼女の猫」のほうが、余計な突
> っ込みどころが介在する余地もなくまとまっていて完成度が高いと感じて
> います。「みんなのうた」の「笑顔」も非常に推したい作品で、台詞が全
> くないが故の、表情や細やかな挙動によるストリーテリングの手法は実に
> 日本人の感性にマッチするというかなんというか。

それぞれ作り方が違いますしね。オリジナリティで言えば、私も「彼女と彼
女の猫」の方が好きです。「ほしのこえ」は、どうしても既存の作品を連想
してしまう画があったりするので…。

「ほしのこえ」は、企画時点から商業作品として制作することを念頭にして
いたという話ですし。描きたいのも、携帯メールを題材にした遠距離恋愛と
いう事で、戦闘シーンとかには実はそれ程こだわりが無くて、「マクロスプ
ラス」とかを見て動きのタイミングを真似した、とか雑誌のインタビューで
答えてましたし、「どこかで見たような画」という感じがするのも無理もな
いかと。
#そのインタビュー記事を読んで、えらい正直な人だな、と思ったものです。

では。

-- 
宮越 和史@大阪在住(アドレスから_NOSPAMは抜いてください)
BGM : サクラサクミライコイユメ by yozuca