本土決戦。一億竹やりで総玉砕の、あの焼き直しか、茶番だ。

スペインの国民はフランコの独裁政治につい近年まで、弾圧されてきた。
ヒットラー亡き後も、フランコは一人スペインで独裁をつづけアメリカもフラ
ンスもイギリスも手お足も出なかった。国民は政治を口に死なない。拷問が
待っているからね。共産主義じゃない。それでも、このざまだ。これが国家全
体主義。国民に、近代市民法体制のセンスがない場合や、コモンローのセンス
がない場合は、こうなる。全体主義とは独裁を防ぐ危機感を持たない国民に魔
女の用意襲ってくる。アメリカやイギリスはコモンローの歴史でがっちり保護
されっている。
フランスは近代市民法体制でがっちり保護されている。歴史、伝統、民族の遺
伝子の記憶。

ドイツは、大陸法系といえども、後進国。さらに、ワイマール憲法という、
トップダウンの国家全体主義的伝統をもつ。この国にヒットラーが出てきたの
は当たり前だ。
わが国はワイマール憲法を継承する明治憲法、ドイツ法体系の模倣。軍の国家
統治、国家全体主義はやすやすとまかり通った。キリストの変わりに天皇をす
えた。

この国にはコモンローの遺伝子はゼロ。近代市民法体系の「き」の字も国民は
知らない野蛮人。そこへ人権などという近代市民法体系の啓蒙思想の記号定義
を制限する有事関連法案の7位一体の実施に向けたセレモニーが始まる。
国会議員でさえ、近代市民法体制を理解してない、コモンローも知らないボケ
遺伝子なのだから、進むところは国家全体主義。フランコ登場のセレモニー。
お膳立て。露払い。

わが国を救済するのは、こんな国家全体主義のほうこうではない。
自衛隊も、国防も、警察も、必要である。ただし、わが国の、国家全体主義の
土壌は、独裁を防止する手段を先天的にもたない。
わが国に、いかなる国家全体主義を防止する装置があるか、ない。

現憲法で、天皇の国会への交通遮断、内閣総理大臣の暗殺で国家は機能停止す
る。1歩もうごかない。
改憲は、たとえばこの回避に、統帥権を、機関としての個人か、集団機関にも
たせれば回避できる。ここが味噌だ。このような統帥権こそ、独裁の影をおと
し、フランコにいたる。なぜ、わが国はかくも、身体障害者的な政治機構しか
できないのか。資本主義にはいたらず、民主主義にもいたらず。
それは、近代市民法体系の洗礼を受けず、あるいは、コモンローの洗礼も受け
てないからである。遺伝子にその記憶がない。国民に、コモンローといって分
かる人間が、何人いる?100人聞いたら100人チンプンカンプン。近代市
民法体系などと言おうものなら、鼻ちょうちん。
糞kazのエタヒニン史観では、独裁防止に、まったく説明も分析さえもできな
い。

このような体制下での改憲は、わが国の、致命的な付加逆性を汚点としてのこ
す。まずは、わが国に、独裁防止の装置を論ずるニューマ(空気)をマスコミ
は放たねばならない。国民という愚民大衆の熱狂がフランコやヒットラー、ナ
チスのような国家全体主義にいたらぬような、独裁防止の研究を知識階級マス
コミは国民に敷衍すべきだ。少なくとも、議論させるべきだ。何が欠落してる
とそうなるか。


それにしても、何で今改憲か。家産官僚の延命策にほかならない。延命どころ
かモンスター化。このまま、改憲にいたれば、家産官僚は、ついにすごろくの
上がり、ゴールに至るわけだ。あらゆる不正は、新生銀行のぼろ隠しどんぶり
勘定で売りさばいた手法で、後世に、売りさばき、永遠に、長野県がした、長
野オリンピックの不正書類焼き捨てとおなじ結果になる。家産官僚彼らが、改
憲を急ぐ理由はあらゆる不正が噴出す瀬戸際にきて、改憲ですべてを焼き捨て
るに等しい政治機構を制度上樹立することにある。さらに、そこに、相乗りし
てるのが、中曽根らの単一民族政治宗教家。懐メロ派。

国防など、すでに自衛隊がいる。家産官僚の巧妙な計算、政治家の、共犯的加
担。改憲に惑わされるな。わが国が救済すべき道は、非改憲。家産官僚解体の
選挙に持っていくこと。その土台は、近代市民法体系の国民への敷衍。国民の
低知能は絶望的だが、いつの世も大衆とはそんなものだ。この大衆を、賢人に
するには、・・・。この問いを学問として樹立したやつはノーベル賞もんだ
よ。ケン公、押入れでこすってないでやって見んかい。