渋谷@家から です

MURAKAMI Tomokazu wrote:

> 村上 @鎌倉市です。

> 皆様ごきげんよう。
> 
> 『マリア様がみてる』#07「びっくりチョコレート・前編」
>                         Chocolat \'etonnant 〜premi\`re partie〜

プレミエールの"i"の後ろは重いアクサンの直後に"e"が足りないような。
それに英単語のパートに相当する語の方が前の/後のという形容詞より
語順が先だったかも。
#フランス語をちゃんと習ったことないのでつっこめる人どうぞつっこんで。
#現在分詞の尖ったアクサンつきのエトナンは英単語のastonishing相当?

> の感想です。
> 
> アニメ誌では「ウァレンティーヌスの贈り物」と告知されてた様ですが、「び
> っくりチョコレート・前編」となっています。

ちさとさんと由乃さんが互いに抱きあって泣き出すシーンを
後編シナリオにのっけないようにするための配慮ですね。
でもそんなことすると白薔薇のつぼみと静さまのお茶会も
なくなるという罠?。

> ●憂鬱なヴァレンタイン
> 
> 年々大きくなるチョコレート、原作だとチョコレートケーキです。
> 巨大になっていくインパクトはチョコレートケーキの方があります。

作るときの匂いで気分が悪くなりそう。
湯煎するからキッチンいっぱいに香りが広がるし。
アルコール度の高いリキュールやブランディも使うから
酔っ払いながらなんでしょう、実際は。

> ●令さまからもプレゼントがあるの?
> 
> 姉に渡すのが通常ならば、妹に渡すのは一般的でないんでしょうね。
> 最も、この姉妹の場合は従姉妹なので、昔からの習慣なのでしょう。

令さまのばやい、作るのが好きでごく自然に周囲におすそわけ
というんじゃなくて由乃さんにプレゼントするために作る
が構想の最初にあるから当然すごいことになる…

> ●手作りの品
> 
> 由乃が「さしすせそ」で令さまに敵うとはとても(^^;

小説でもう少しあとに出てくるお姉さま達(特に蓉子さま)の観察通り
由乃さんは手作りの腕は大味そのもの。
でも令さまは由乃さんが作るものならどんな出来ばえでも
大喜びするのにどうして構えちゃうんでしょうかねえ。

> ●OP
> 
> 謎なメンバーですが、美冬も栞も出るようなので、右の二人は彼女らだという
> 可能性が高くなりました。でも、美冬って髪短かったんじゃあ?

それに小柄という印象。

> ●体操着
> 
> 原作だと、襟付き半袖にスパッツですが、襟なし長袖となっております。
> 最も、「レディ、GO!」の表紙も襟がないようですが。

一昔前と体操着のスタイルが様変わりしたようですね。
スパッツは下半身のラインがそのまま出るから生々しいと思うのだけど
着る人たちが平気なら外野から口出ししたいことは何もありません。

> そして何より重要なことは、下着姿が全面カット!! と言うことです。祥子さ
> まの半裸は良くても、志摩子さん、ついでに(笑) 祐巳の半裸は駄目と言うこ
> となのか!?

志摩子さんは不明ですが祐巳さんに関する限り
祥子さまからOKが出なかったのは確実です。

> 体操着に、お下げの志摩子さんが新鮮です。

ロングヘアの人は体育の授業でそうするのが当たり前のことだと
最近再入手した内田善美の『ひぐらしの森』を読んだ20年前から
思ってましたが、そういうのを当たり前の光景として目にする
機会が遠ざかってましたねえ(遠い目)。

> ●考えてもみなかった
> 
> 敬虔なクリスチャンとか言う以前に、白薔薇姉妹は淡泊ですから。

お堂で早朝のお祈りを欠かさなかった頃一時期の聖さまならともかく
(その頃は白薔薇のつぼみでなかった)今の白薔薇さまは敬虔な信徒と
いうほどではないような。もちろん志摩子さんの信仰心を疑う
ような気持ちはないです。

> ●新聞部のイメージアップを図りたい
> 
> イメージ悪いと自覚してたんだ。最も、一番イメージ悪いのは山百合会幹部で
> すけど。

山百合会幹部から見た新聞部のイメージが悪い、という趣旨ですよね?
山百合会が幹部のイメージを悪いと思っていたら悲しいです。
そんなことはないと信じてますが。
現新聞部長の妹の真美さんは辣腕なので、真美さんの代はイメージ
悪くないと思うのです。でもスクープやら取材やらは先代よりも
切れ味鋭いからイメージはともかく心配は減らない。

> ●反対反対!絶対反対!!

> ついでに、原作だと本性を現した由乃に三奈子さまが動揺するんですが、作画
> 枚数が足らないのか、顔は変わりません。

アニメでは、三奈子さまは勢いはあるけどへなちょこだという感じが
今ひとつ弱かったのでちょっと残念。

> ●目つきが厳しい
> 
> 目つきが厳しい、コート姿の祥子さま、とても麗しゅうございます。

先週も見かけた下校時の指定のコート姿、制服姿に劣らず感じ出ていて好きです。
コート姿に心動かされたのはみさき・のあ (原作氷室冴子)の
『アグネス白書』かな。
いや待て。昨日職場の近くで川原由美子の『前略ミルクハウス』に
登場するセーラー服娘のイメージそのまんまにコートからセーラー襟
が覘いている高校生を見かけたな。でもPコートだったから前言撤回
しない。

> ●予告
> 
> びっくり→りんご→ゴリラ→ラッパ→パチンコ→コブラ→ラジオ→おくら→ラ
> ンチ→ちんちら
> 
> 性格って、それは「悪い」「ひねくれてる」「意地悪い」って事か?>祐巳

ひたむきで一所懸命、相手が最愛の妹でも、いやだからこそ手加減しない
という評価をしていたのですが表裏一体でいぢわるということと矛盾なく
両立するんですね。

> ●今後の予定

> 「紅いカード」をやるとはびっくりです。てっきり飛ばすと思っていたのに。
> この章は 1巻の 1/5 しかないので、今までで一番余裕のある回になることで
> しょう。鵜沢美冬を描くため、と言うよりは「幼稚園児祥子さま」を描きたい
> だけだったんではないかと。これでぷにケでも大丈夫です(違)

祐巳さんの祥子を思うひたむきな心に「かなわない」とうちのめされる
ためだけに登場するようで不憫に思えます。

#祐巳さん視点で小説読むというスタイルを確定させた決定的な
#ストーリーなもんでして。

> 「いばらの森」は結局やるんですね。おそらく次は「白き花びら」でしょう。
> 結局順番を変えたのは何だったのか? と。

終盤をドラマチックに盛り上げるための切り札にしたのでしょうけど
順番を変えなくてもドラマチックには事欠かくわけでないのにねえ。
-- 
mailto:shibuya@dd.iij4u.or.jp           渋谷伸浩