まあ、私的には「この統計的結果は、一般には(専門家の間では別だろうが)
条件の統制について詳しく発表されていない上に、事実の一面が取り出されて
いるということである」ってのがどちらにも(勿論、嫌煙派と反嫌煙派ね)言え
るってことに気付けない時点で「おなかいっぱい」ですが…。

#ファイザーはニコレット売ってるしな。
#だからどうだってわけじゃないが…、まあ、懐疑的視点は必要なのさ。


KGK == Keiji KOSAKAさんの<c028d5$mn5$1@film.rlss.okayama-u.ac.jp>から
>>>> じゃ、「増加すること」は何でも被害なんですね?
>>> 
>>> いいえ。
>>> 日常の変動から明らかに識別可能な程度の増加を不自然に起こされることを被
>>> 害と言ってます。
>
>> だから、突然告白されて胸がドキドキしたら*それは被害*なんだよね。:-P
>
>それって不自然に引き起こされたものなんですか?

その自然・不自然って何?
物凄く恣意的な気がするな。
じゃ、「突然脅かされて胸がドキドキ」だったらどっちなのさ?


>>>>> 「頭痛等の直接的な症状」なんて表現してると、まるで心拍数の増加が直接的
>>>>> な症状じゃないみたいですね。
>>> 
>>>> 日常生活の中での心拍数は一定範囲を増減するのが普通ですから。
>>> 
>>> その一定範囲を超えるから「顕著に」て言ってんじゃなかろうか。
>
>> では、その主張を分かりやすく示す資料を提示して下さいな。
>> 現在までの所では、日常生活の中での一定範囲内で識別可能な程度変動し、そ
>> れを「顕著」と述べたとしても何ら矛盾は無いように思います。
>
>少なくとも、通常の作業時から明らかに識別できる程度だから「顕著」なんで
>すよね?

だから、それじゃあ後から「ワッ!」ってやられても顕著で被害じゃん。
#別に「顕著」だって構わんのよ。顕著=被害って主張がオカシイだけ。


>> 第一、煙草の煙に暴露された状態が、たとえば「階段を駆け上がって通勤電車
>> に飛び込む」とか「通勤ラッシュの車内で押し合い圧し合いする」といった日
>> 常的に良く在りそうな状況を超えて顕著に大きいとは俄かに信じがたい話です
>> ね。
>
>そういうのが「日常的」なんですか?

そういう「日常」を過ごす人達が明らかに識別できるほど顕著に存在するから
通勤ラッシュの存在が認められるのでは?違いますか?

>実験の設定は「平均的職場環境を想定した環境」なんだから、そういうのは想
>定範囲外だろうに。

つまり、その設定は「日常」の一部を切り出したものに過ぎないわけです。
「職場環境」に限ったとしても、そこには「会議における白熱した議論」や
「ミスを叱咤されて感じるストレス」なんてものは含まれないでしょう。

無論、それらが含まれないからといって資料が無価値だと言っているのではな
く、実際に現実世界を生きる普通の人間はもっとダイナミックな変化にさらさ
れているということを述べているのです。所詮、実験室環境と現実は異なるの
です。そして、実験室での対照実験で顕著だったものが現実世界でも顕著であ
るとは限りません。恐らくは通勤ラッシュという現実の方が遥かに顕著な数値
を叩き出すのではないでしょうか。


>> 当然ながら「程度の軽さ」には閾値が存在し、それを下回るようなものは通常
>> は被害とは認められません。
>
>そういう意味で、「顕著」ってのは一つのキーワードだよね。

そういう意味で「顕著」ってのは曖昧なキーワードに過ぎず、閾値との関連が
判然としませんね。そんなものを無批判に被害と同一視して良いのでしょう
か?


>> #もっとも「被害ゼロの被害」を想定するような考え方をするのであれば何で
>> #も被害でしょう。その場合は「被害だから○○」といった主張が不可能にな
>> #るだけです。
>
>私は「被害だから○○」などという雑な議論をしたこともないし、するつもり
>もありません。

「迷惑だから〜」ならともかく、客観的に認定可能な被害を根拠とすることは
少しも雑ではないと思いますよ。

#「これこれの被害が生じたから改善・賠償せよ」って主張の何処が雑?


-- 
wacky