KGK == Keiji KOSAKAさんの<butkqf$mv6$1@film.rlss.okayama-u.ac.jp>から
>> 既に問題になっていて解決したいのは「排ガスによって被害を受けること」で
>> あって「排ガスを吸いたくないと思うこと」じゃないでしょ。
>
>そのように決め付ける根拠が何かあるんですか?

そりゃあ、絶対専制君主以外の日本人には「程度を問わずに排ガスの吸引を
拒否する権利」とでも言うべきものは備わっていないからでしょうね。

また、多くの人が同様に思っているからといってそれだけで社会問題とは言え
ません。たとえば、殆どの人が「他人のオナラを吸いたくない」と思っている
であろうことは想像に難くないですが、そんなものは社会問題ではありません
し、「オナラを吸わされない権利」なんてものもありませんやね。
#当然、オナラをしない義務なんてのもないし、そもそもそんな事の為に我慢
#してるんじゃあない。^^;

=====

>> とにかく、「無知であるが故に迷惑・被害が生じたと主張する人」つまり「向
>> かいの席の携帯電話使用によって迷惑・被害を受けたと主張する人」に「知る
>> 責任が生じる」ことは認めますよね。
>
>何故か迷惑と被害を一緒くたに並べてますが、もちろん、迷惑と被害では性質
>が違います。

今は「知る責任が生じる」の話をしています。迷惑と被害に共通した性質の範
囲で充分可能な話です。

>迷惑というのは被迷惑者が感じるものなので、無知に由来するものだろうが何
>であろうが、「迷惑が生じたこと」自体は正しいわけ。
>だから、その主張自体には「知る責任」は生じない。
>で、その迷惑の低減を他人に働きかけるのだったら、その正当性を示すだけの
>根拠を「知る責任」が生ずる。

#主張しないことを前提とした迷惑の話なんかしてないよ。

>被害の場合は、被害者が「被害を感じた」というだけでは不充分で、被害が生
>じたという医学的等の根拠が必要となる。

#何故に医学限定?

>だから、「被害が生じた」と主張するには、その根拠が分かる程度には「知る
>責任」がある。
>さらに、他人に被害の低減を働きかけるのなら、その加害と被害の因果関係を
>明らかにし、どの部分に誰の責任があるかを明かにする必要がある。そういっ
>たことが分かる程度には「知る責任」がある。
>
>といった辺り。

だから、「黙って我慢する」のでない限りどちらも「迷惑・被害を受けたと主
張する人」の側に(も)「知る責任が生じる」ことになる。勿論、これはwacky
ではなくKGK氏の主張の論理的帰結であるわけ。

で、だな。
携帯電話を持っている人物Aはその距離では被害が生じないことを*知って*い
る。そして、ペースメーカーの人物Bはそのことを*知らない*。とする。
この時、KGK氏言うところの「知る責任」を果たしていないのはどちらの人物
か?また、人物Bの主張する被害及び被害に起因する迷惑はどこからどのよう
に発生しているのか?
以上について考察してみてください。

=====

>>>> 何れにせよ、「社会問題になっている以上は迷惑の存在は周知の事実」と言え
>>>> ないことは明らかでしょう。
>>> 
>>> 迷惑に感じてる人がそれなりにいるから社会問題になってるわけです。
>>> ってことは迷惑は存在してるってことでは?
>
>> #それじゃあ循環論法でしょうに。^_^;
>
>なんで?
>「迷惑」というものの性質を考えれば普通のことでは?

迷惑の何が循環論法を許すの?

=====

>>> で、「インターネットだと直接」なんてことは一言も言ってないです。
>>> せいぜい、「インターネットを利用すると被迷惑者が直接情報を発信しやすい」
>>> という程度の話。
>
>> だから、それだって「噂話」と変わらない間接情報でしょ。
>
>じゃあ、「直接情報」って何?

#ってことは、やはり「被迷惑者が直接、情報を発信しやすい」ではなかった
#わけだな…。それだけ気がかりだったけど。

普通に考えれば「自分で直接体験して得た情報」でしょう。

>> っていうか、直接・間接を誤解してるみたいですね。
>> 体験者から直接聞いた情報ってのは即ち間接情報でしょ。
>> #「これは僕の友達の実体験なんだけど…」って奴。
>
>それは、体験者から直接聞いた話を他へ伝えるときの話ですね。

直接体験した他者から「聞いた」情報は既に間接情報でしょう。書物だろうが
インターネットだろうが同じことです。

>あと、情報自体に直接とか間接とかいった属性があるわけじゃないでしょ。
>情報の発信や入手の方法にそういう属性があるわけで。

「発信された情報」についてはその時点で間接情報でしょう。「情報を発信し
た」という情報については直接情報となり得るでしょう。
#分かるよね。
#Aが体験した直接情報を発信しBが受け取った時点でBにとっては既に間接情
#報であるわけです。間接情報についてはその真実性に関する考察(つまりAが
#嘘や欺瞞を述べていないかといったような)が必要となります。

-- 
wacky