みんなのケンちゃんさんの<buh8v9$sqt$1@news-est.ocn.ad.jp>から
>
>"MAC屋けんちゃん" <きむあき@けんけん> wrote in message
>news:400a93a6_5@news.premium-news.net...

>だとすれば「民主主義」に余計な独善の内容を盛り込もうとしているね。「価値相対
>主義」なんかと「民主主義」とは直接的な関係はない。勇み足だ。その証拠にあなた
>もあなたの分身のMurakiちゃんも永久にそれで「民主主義」を説明すること無しにあ
私は徳側氏ではありません。また村木氏でもありません。
私はきむきむあきあきです。
意見が似てれば同じ人ですか?ぶフッ。

>の世へ行くでしょうね。誤魔化し誤魔化しね。ガキが好む色とりどりの風船
だけ上げ
>てね。これが何よりの証拠。でもここは遊園地じゃないからね。(笑い)

あなたの間違いです。多くの普通の知能の人なら知っていることです。
なぜ、ベンタムが「最大多数の最大幸福」といい、これまでの、判例で裁判し
ていたイギリスにあって、立法を社会理想を実現する最も合理的な手段とみな
して「立法」という方法を力説したかを。
ベンタムの没年1832年の選挙法改正でようやく少しはベンタムの意がか
なった。判例法は、ノルマン人がイギリスを征服し、征服王ウイリアムが国王
裁判所の判例によって体系化したものだ。「普通法(コモン・ロー」。
立法のように、社会を積極的に変革するものではなく、たとえば判決で言えば
事例によって出された個々の判例を参考にして判断するもの。いわば法が社会
を追うものだね。

それに対して立法の必要性を社会理想を実現する最も合理的な手段とみなして
ベンタムは力説した。

単に、数で押し切れば小選挙区で、1位以外は切り捨てられ、ほんのわずかば
かり、比例制度で少数派の議員を認めるような、民意にそむいた選挙法を強行
採決し、多数で押し切るのが『最大多数の最大幸福』であるなどというのな
ら、こんな手続きは民主主義ではない。民主主義の精神は、ベンタムの歴史
を見ればすぐわかる。

つまり、わが国の選挙制度は、「最大多数の最大幸福」を実現する手段ではな
く、党利党略の、それも、党にそむけば、党の推薦が受けられないという自由
を奪ったどう見ても民主政治とは相容れないファシズムの政治制度だよ。
こんな多数決のどこが民主主義なんだね。
馬鹿も休み休みいえよ。

さらに、『近代民主制のフィードバック装置は、少数派の発言の自由が保障さ
れて、多数派勢力を遠慮なく言論により批判することで、多数派勢力にまで変
化する可能性を保障するものでなくてはならない。』
しかるに、上記のような不合理な手続きにより、議員数をそぎ落とし、さらに
その議員数に比例して、質問時間を制限し、少数意見をことごとく抹殺する手
法は『近代民主制のフィードバック装置は、少数派の発言の自由が保障され
て、多数派勢力を遠慮なく言論により批判することで、多数派勢力にまで変化
する可能性を保障するものでなくてはならない』という民主主義の思想から
いっても、近代民主制に反するファシズム政治だ。

価値相対主義は、君の言うような、ああでもない、こうでもないと、迷うの哲
学の主義ではないよ。『正義』や、『すべき』というようなこと(当為)など
は、『神様が与えた』というようなア・プリオリに存在するものではなく、個
人個人の情緒で決まるものだという立場だよ。個人個人違う。この違いを認め
て、尊重し、忌憚なく言論批判できる場を与えて、「最大多数の最大幸福」を
実現しようという制度だよ。
思想信条の自由、言論の自由、十分な言論の機会を少数派に与えて、完全情報
公開を国民に示して、その完全情報公開を見て聞いて、国民が判断できるシス
テムでなければならない。
少数派を少数をもっと少数にしようとしたり、少数派の意見を少数ゆえに発言
の機会を押さえ込んだり、あるいは、最大多数の議員となりたいものには、党
の方針に反対の意見を持つものは党からさえ除名するとか門前払いするとか、
脅して統制し、言論も思想も自由を奪って公認するなどというのは民主主義と
はいえない。

こうした不合理を改めずに、国民投票なんていったって、ただの赤頭巾ちゃん
のおばあさんだよ。狼のきばがのぞいている。こんな狼俗の改憲なんて誰が信
用するものかね。会見するなら、民主主義体制を保障して政治しなければ、な
らない。