At Fri, 31 Oct 2003 19:22:59 +0900,
in the message, <bntd78$3ea$2@news511.nifty.com>,
"K.Takasaki" <kenji.takasaki@nifty.com> wrote
>高崎です。結構お好きなんですねぇ。

え?何が?:-)

# セナは好きじゃないですよ。(^^;

>いや、周回遅れかどうかは関係なくって、単に「殴った」事は問題とされる
>べきということを言いたかったのでして。

ああ、これは失礼をば。

>もちろんそういう威圧は大事だし、なめられるとだめ。ただその威圧に
>接触>事故>怪我という禁じ手を使うから批判された訳で。

にゃるへそ。

# そういう意味で言えばミヒャエルも「禁じ手」を使うんですよねぇ……。
 ところで赤い車って視覚的に威圧できる(同じ距離だと近く感じるし。)か
 ら有利って話もあるのよね。

>なので、同一周回と「同等の」場面でも多々あった訳でして、セナの主張
>がよく分からなかったマンちゃんとはよく絡んだのでした。

マンセルは……、猪突猛進だから……。(^^;
セナ以外とも絡んでるし……、って言うか一人で勝手にこけることもよくある
し……(84年頃にパレードの途中で構造物に頭をぶつけたのはマンセルじゃ
なかったか?)。

>普通に走っていれば抜けないんだし、何であれで興奮するのか全く分かり
>ませんでした。。。。抜ける事を期待する方も。。。

# むしろマンセルの揺さぶり方の方が面白かったですな。
 まあわたしは'当時はまだ'ホンダファンだったのでホンダが純粋な実力では
 ないにしても勝つというのを観てるのは気分良かったですけど
 (今となっては、あの興奮をもう一度とかいう気は全くないけど。)。

プレッシャーをかけ続けてミスをすることを期待するとか。
セナ自身、プロストの影にやられたと言われる88年(89だっけ?)のモナコな
んてのもあるんで、まさに「モナコならではの展開」を期待してもいいので
はないかとは思います
(でも抑えること自体は、モナコをノーミスで周回するのと同程度にしか難し
 くないのだからそれはすなわちきちんと走っているというのと同義。)。

>マニアな奴がその昔、衛星中継回線をそのまま見ていてリアルタイム性は
>抜群だったんですけど、赤旗中断もリアルタイムでして。

生でやる米大陸ラウンドでたまにお目にかかりますね。

赤旗が出ると最悪、優勝記者会見はおろか表彰台すらロクに放送しないで終
る……。

# まあ何しろあれだけ歴史のあるプロ野球ですら途中から放送して途中で終る
 国だからな……。
 大概つまらない(あれが面白という話をよく聞くのだが何が面白いのか
 さっぱり判らない。)東海林さだおの漫画で唯一記憶に残る面白いネタが、
 本の始めと終りを破って真ん中だけを出し「さあこれを読め」。
 そしてプロ野球中継を指して「と言っているようなものだ」。
 というもの。

>いや、セナはそれにも(態度を使って)文句を言っていたんですって。
>#あ、'まともな'、か。。

ノーコメント。(^^;

>>  ただまあ、運が悪かったってのもあると思うんですよね。
>>  サスペンションアームが頭に刺さるなんてのはもはや運が悪かったとしか言
>>  いようがないでしょう。
>
>ただ、ウィリアムズのマシンって、パーツは細いしボルトは細いし、速い
>けど怖いんですよねぇ。そのマシンに乗って得られる成績とリスクを、
>セナは自分で熱望した訳で、運ではなくって必然だと思いますねぇ。

でも逆に言えば、最近ウィリアムズの車で死んだのはセナだけ、と。
テストも含めてウィリアムズでのコースアウトの回数で言えばおそらくトップ
を争うであろう(^^;ヒルとマンセル(87年の鈴鹿では欠場するくらいの事故を
起こしてはいるが。)は大した怪我もせずにしっかり生きているし。

>>  人気実力のピークで若くして悲劇的な末路を迎えるなんてのはまさに大衆受
>>  けする展開……。)。
>
>レース関係者的に言うと、実力のピークは過ぎていたし、人気はそもそも
>なかった(笑)。

「実力」はどうでしょ?
「速さ」は衰えつつあったかも知れないけど、まだピークにあったと言っても
いいんじゃないかと思うのが前年のプロストとのタイトル争いを見た感じ。

……まあプロストも衰えが激しかったけど
(90年のスペインか何かの鬼神の走りは、「まだまだやればできるじゃねぇ
 か」と思わせたもの。)。

>>  実況を絶叫にすり替えたのもあの局がはしりだしな……。
>>  スポーツ中継で一番観ていてと言うか聞いていて腹が立つのはフジだ。)。
>
>南米のラジオ局を聞いていて、スペイン語やポルトガル語の実況で絶叫
>すると、結構来るもんがあるんですけどね。意味分からんけど。そういう
>のを30年来聞いていて、フジのあれを聞くと猿まねだなぁと。

元々は古館が端緒で、彼はプロレス実況出身。
プロレス実況の手法というのが元々アメリカとかメキシコ辺りの真似っこなん
じゃないかとも思うんで、その辺の流れがあるのかも知れませんが……。

もっとも、ラテン系の人々が絶叫するのは、本当に好きなやつらが思わず感情
が入って元々陽気なだけに絶叫に繋がるんじゃないかって思います。
でも日本人の絶叫は、しょせん「猿芝居」
(「猿真似」って言うのもそういうことでしょう?
 心の叫びじゃないただの上面だけの演出。
 絶叫すれば見ている方が盛り上がるだろう、そうすればみんなが熱狂的に見
 るようになって視聴率が上がるだろう、っていう浅知恵。
 よく言うんですが、「浅はかなアナウンサーどもの浅知恵の演出よりも生の
 事実の方がよほど劇的」。
 ま、昔から言うわけだし。「事実は小説よりも奇なり」って。)。
だから「古橋頑張れ」(古っ。(^^;)は、まあ確かにたいした絶叫ではないと
は言え、あれはいいと思うんです。
あれは、日頃淡々と語る(であろう)NHKのアナウンサーが本当に興奮して思
わず出た叫びであって、そこには生の人間の感情が出ていてそれ自体が劇的で
すらあるわけでして。

# ちなみに、競馬の実況は淡々と語ってますが、あれは猛烈に難しいと三宅ア
 ナウンサーが言ってました。
 知り合いが短波で実況やってるはずですが、聞いたことはない。

-- 
SUZUKI Wataru
mailto:szk_wataru_2003@yahoo.co.jp