「日本軍民主義と日本愚民主義」
これが現代のキーワード

日本はいまや、日本軍民主義に向かっている。

国が軍を派遣するのではなく、市民が軍を派遣する時代にはいった。
国は、市民をコントロールする術を必要とする時代にはいった。

国連中心主義の最大の時代遅れな点は、国連が、どうしようもない連中
の、ろくに金を出しもしない国から来た連中が威張りかえっている、ろ
くでもない権威主義の牙城である点を見落としている点である。一口に
言って腐敗している。

どなたかの意見にもあったが、国連に託すというのは、与太者集団のリ
ーダーに命運をたくすようなもの。早い話が新しいお上の出現。お上に
ならされている小作人、みずのみ百姓の子孫は、えもなく額を地面にこ
すりつける寸法。

日本は、軍国主義から、似非民主主義にいたり、いまや、民主主義に触
りもしないで軍民主義に到達している。この主義の特徴は、知らない間
に知らないところにテレポートさせるところにある。

ウソだと思えば、一年後をみよ。
知らないところにいるから。

軍が怖いなら、怖くない軍を作るように努力しなければならない。
これも軍民主義の一つのあり方である。知らない間に動かされている市
民にもなれるし、市民が軍を動かす形にもなれる、変わらないのは市民
が主体的に動くか、受動的に動かされているかの違いで市民が動いてい
ることには変わりが無い。この点が軍国主義と違うところである。軍民
主義。


ちなみに非主体的な軍民主義は日本愚民主義とも言う。

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イラクに出て行くのではない。イラクに市民が送り出すのである。
人の軍ではない。市民の軍をイラク市民のために送り出すのである。

逃げは通用しない。

あらゆるこの世の正義に立ち向かうだけの命が、市民にあるのか。
ない。
あらゆる不幸に対応するだけの金があるのか？
ない。

さらにいえば、北に挑む気概が市民にあるか？
あるならイラク派兵ではなく、軍は北に投入すべきではないのか。日、
韓、米、中、ロの5カ国が包囲すればよい。
中、ロが動かない？　だったら援助を停止しろ。米が動かない？だった
ら日米安保条約を破棄して帰ってもらえ。役立たずの用心棒はいらん。
日本の軍事行動が封印されてないものであることは戦力を保有すること
で証明済みである。主権侵害した北の軍から奪還することは自衛のいろ
はの「い」。これが日本軍民主義の流れである。

ここで、主体的に行動できないなら、台湾海峡問題では米中が衝突した
ときには、日本は消えてなくなるぞ。米中戦争は、勃発すれば日本は沈
没する。阻止するには、ポチ的軍ではなく軍民の軍を確立して意思決定
しなければならない。中国との戦火はイラクの比でも北との比でもない。
谷村なんかありえないと鼻で笑っているが、こういうのが日本愚民主義
である。阻止は、期待ではない。日本愚民主義は茶の間で口をあけて念
仏唱えるのみ。琉球大にも、いそうだが。






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