Quoted from <aujohu$n1$1@news.s.kyoto-inet.or.jp>
Posted by "Masako" <tsuzaki@mbox.kyoto-inet.or.jp>
` "Naoya Kinjo" <mountaingate@pop06.odn.ne.jp> wrote in message
` news:aufn4e$15kg$2@nwall2.odn.ne.jp...
` > 極端な共産主義者と極端な民族主義者は、ど
` > ちらも民に幸福をもたらさないという点で、
` > 共通している。
` 
` Kinjo先生は思索的ですね。
` Tanimura sakaei先生とは一味違う。
` (優劣を言っているのではありません)
` 
` 発展途上国の宿命とは言え、両極端は長続きしないですね。

国家運営というのは常に状況に合わせた微調整が必要で、極端なイ
デオロギーはそれを邪魔するからでしょう。

` 日本は敗戦後「中道、平和国家」を祈念しましたが、
` 政治家の一部などは北朝鮮の「スパイ」になり、
` この結果が今の拉致家族の問題です。

日本の政治家が工作員の日本潜入を手引きしたということでしょう
か? 私はそうは思いません。北朝鮮に対して同情的な政治家はいま
したが、彼らはまさか北朝鮮がそのような国家犯罪に手を染めると
は考えもしなかったのでしょう。独り歩きするイデオロギーの恐ろ
しさを忘れていたのです。

` しかし、この拉致問題が国民の精神構造や
` 国家体制の問題に発展することはありません。
` 
` その点イギリスは400年間勝ち続けており、今なお健在です。
` 
` 日本と何処が違うのでしょうか?

過去2回の大戦で、イギリスの特徴を見てみると:

(_1) 負ける側にはつかない。
(_2) 条約が建前であったとしても、その条約にいち早く従って規範
     を示し――例えば、パリ講和条約に従って、独立の機運のあっ
     たエジプトやイランを速やかに独立させた――、付け入る隙を
     見せない。