KGK == Keiji KOSAKAさんの<bbs964$538$2@film.rlss.okayama-u.ac.jp>から
>! "<3ed041ca$0$3089$44c9b20d@news2.asahi-net.or.jp>" という記事で
>!     Sun, 25 May 2003 13:09:34 +0900 頃に wacky  さん は言ったとさ:
>
>> ところが、「撃ち殺すという行為だけ取り出せば悪いことである」というのが
>> KGK氏に代表される主張ですよね。
>
>いいえ。
>「撃ち殺す」という行為の評価をするのなら、そういう行為に到った事情を考
>慮するのは当然でしょう。

#で、あるなら、「消火する」という行為の評価だって行為に到った事情(つ
#まり「放火」ですな)を考慮するのが当然でしょう。
#しかし、KGK氏は「自分で放火して自分で消火する」に関しては正反対の主
#張をしていますね。矛盾してませんか?

で、正当防衛は「そういう行為に到った事情」として正当であわけです。
これが「目つきが気に喰わなかったから殺した」であったとしたら、通常想定
される社会的人間の精神作用としては不適切であるわけ。

>一方、「自ら行為Aを行う」ってのは「他者の行為Aを批判する」に到った事情
>でもなんでもないですね。

通常想定される社会的人間であれば「自ら行為Aを行う」という事情があれば
「他者の行為Aを批判する」といった行為は行わないでしょうし、実際に行っ
た場合は政治家であろうとなかろうとそれ自体が非難の対象となるでしょう。
つまり、「正当防衛じゃない」とか「自己棚上げである」とかは「そういう行
為に到るに相応しくない事情」であるわけ。

結果として「相応しい・相応しくない」の違いこそあれ「そういう行為に到っ
た事情の考慮」であることに変わりはないわけです。

-- 
wacky