米国人の嘲りを買う原爆投下理解の発言への疑問
防衛大臣発言に対する投稿に対する考察
1)広島の人間は必ずしも反感を持っている者だけでは無い。(被爆二世の立場で回答します。)
被爆者の放射線に拠る後遺症等、当時のABCCや現在は原爆医療研究所で行われています。 結果を追跡し影響評価を行う事については何ら反感を持つ者では無い。
しかし、唯一の被爆国を理由に「原爆反対」を唱える人々や、「被爆二世の為に」と称して募金活動を行っている若者(学生)の行動には大いなる疑問を持つ。
本当の、被害者は既に石の下か、平和公園の塚に眠っている。(直接被爆) 救援活動を行った人の多くも何等かの影響を受けて、入退院を繰り返したり、多くは既に他界された。
被爆二世は、生物学的」に言えば、形質異常が有れば、出生して来る確率は極めて低い。むしろ化学兵器や、現存する加工食品での奇形発生率の方が、遙かに高い。
私が幼い頃、周囲の人が次々と他界してゆく様や、傷を見て、そして機能に傷害を受け、外見の変貌を日常の事として、見ていた。
しかし、この様な事は必ずしも原爆が総てでは無い。 多くの化学兵器や、今輸入されている食品ですら発生する。
被爆地と言う事で特別に扱われる事には非常に不快感を持っている。
2)国際法違反に関して
原爆投下は国際法違反である事には変わりないが、国際法違反はB29に拠って行われた各地への無差別爆撃も指摘されるべきであるし、民家の焼失を目的とした焼夷弾等は指摘されるべきだろう。
そもそも、戦時国際法が機能していると考える事自体に疑問を感じる。
3)時限の違い
慰安婦問題と原爆投下を同時限で考える程米議会も馬鹿ではないだろう。 片や人権問題であり、片や戦術戦略の問題である。
多くの場合、人権と戦術戦略は同居する事が多い。
広義の解釈で慰安婦も戦術上の補給物資と考えているのなら、別の話になり、その側面を否定しないが。
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
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