嶋田@京都です。

IIJIMA Hiromitsu wrote:
> 
> そのころはまだ今のように横文字を平気で使うような風潮はなくて、

         今ほどではありませんが、もう横文字を使うのがナウい、
        という風潮はあり、頭のカタい「をぢさん」、「をばさん」
        たちを嘆かせていました。

> 「グリーン車」というのは一種の愛称のような雰囲気だったのでは
> ないかと予想して、

         中国の文化大革命の影響を受けてか「1等、2等なんて
        差別するのはけしからん」という風潮が世を覆いかけて
        いました。
         種々の事情で国鉄も等級制をやめたのですが「特別車両」
        ではあまりにカタ過ぎてせっかく等級制をやめた意味が少ない
        という趣旨で柔らかい響きの「グリーン車」という“愛称”
        を用意したのだったと思います。
         これでも「座席が緑色をしているわけでもない(*)のに
        変な名前だ」という文句を付ける人もいました。

        (*) 等級制の時代は等級によって座席や寝台の色まで
            決まっていて、1等は赤、2等は青、3等は緑でした。
            これは確か東海道新幹線ができた時、初めて1等車の
            座席の色が赤ではなく、ゴールデンイエローになるまで
            破られなかったのではないかと思います。

> で、それ以前の話をすると、1・2・3等から1・2等の2区分になったときに、
> 旧3等を廃止して1等・2等を残すのではなく、現存しなくなってしまった
> 旧1等を廃止して旧2等→新1等、旧3等→新2等としています。

         旧1等車はほとんど無くなっていましたが皆無では
        なかったはずでマイテやマイネはそれぞれマロテ、
        マロネに改称されたはずですが。

> 旧1等用のイ」がついた車両はまだ1両だけ現存しています。
> 「マイテ49 2」。

         あれも現役時代にはマロテに改称されていて、交通科学館
        入りした時にマイテに戻されたのだったと思います。


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