Path: ccsf.homeunix.org!ccsf.homeunix.org!news1.wakwak.com!nf1.xephion.ne.jp!onion.ish.org!onodera-news!newsfeed.media.kyoto-u.ac.jp!newsfeed.icl.net!newsfeed.fjserv.net!skynet.be!skynet.be!fu-berlin.de!uni-berlin.de!cpe-138-130-201-68.qld.bigpond.net.AU!not-for-mail From: Kaz Hagiwara Newsgroups: fj.soc.politics,japan.jiji Subject: Re: =?iso-2022-jp?B?GyRCJSIlYSVqJStKPCRyPTE3YiQ3JEYkJCRrTyJDZiFKGyhCUg==?= e: =?iso-2022-jp?B?GyRCIVY7VzlNRGQ7XyFXJEgkTxsoQg==?= Date: Thu, 10 Jul 2003 00:52:39 +1000 Lines: 38 Message-ID: <3F0C2C38.76B70448@yahoo.co.jp> References: <8765pp7y01.wl@genki00.cc.hokudai.ac.jp> <5fznmy37za.fsf@sujahta.phys.kyushu-u.ac.jp> <87r88agyp6.fsf@zzr.yamada.gr.jp> <5f65plfhhp.fsf@sujahta.phys.kyushu-u.ac.jp> <5fbrw48h7s.fsf@maya.phys.kyushu-u.ac.jp> <3F0BB927.93E44FD0@yahoo.co.jp> Reply-To: kazhagiwara@yahoo.co.jp NNTP-Posting-Host: cpe-138-130-201-68.qld.bigpond.net.au (138.130.201.68) Mime-Version: 1.0 Content-Type: text/plain; charset=iso-2022-jp Content-Transfer-Encoding: 7bit X-Trace: fu-berlin.de 1057762365 5254627 138.130.201.68 (16 [83482]) X-Mailer: Mozilla 4.7 [ja] (Macintosh; I; PPC) X-Accept-Language: ja,en,pdf Xref: ccsf.homeunix.org fj.soc.politics:4192 japan.jiji:1570 yam wrote: > "kaz hagiwara" wrote in message > news:3F0BB927.93E44FD0@yahoo.co.jp... > > アメリカ軍にとっては、敵味方の区別がつきにくい最悪の状況になりつつありま > > す。 > >  自衛隊を送る我々にとって、まさにうってつけの状況と言えるでしょう。 「我々」の中には入れてほしくない者ですが。 このままの状態がイラクに続くとすると、今後の可能性として、大まかに、 1 イラク支援法案は可決しても、「交戦地域」の解釈でまたひともめして、   結局行かず仕舞い 2 政府が「危険である」と判断して、行かせずに終わるか、あるいは、は   るか後方、または洋上での任務に終始する 3 無理して行かせて、けが人、殉死者を出す結果となる がありそうですが、その「うってつけの状況」となるには、3の結果となるのが 最低条件でしょう。ただし、3の場合でも、 3a けが人殉死者の出た後即座に撤退する 3b けが人殉死者を出してもイラクにとどまる の選択はありうるわけで、この場合3bの選択をしたときのみ、「武器の携行を許 すべきではないか」という世論がわき起こる可能性が考えられます。 しかし、けが人、殉死者を出して、さらに、武器携行を許してまで現地に自衛隊が 留まる強い理由はちょっとなさそうですし、武器携行を許すについては、法案改正 の手続きが必要になりますので、「イラク支援」にはもう間に合わないでしょう。 逆に、武器携行を許さないままイラクにとどまらせる、という選択もまた、ちょっ とありえそうもない。 すると、考えられるのは、「今度自衛隊を海外に出すときには」という条件のもと で「武器携行許すべし」という方向の法案が出されることです。その「今度」は、 それを演出するアメリカにかかっているわけですが。 萩原@グリフィス大学