河野真治 @ 琉球大学情報工学です。


「太陽の中の太陽」を読み終った後、次に読む本を持って来るのを忘れた、というより
、どっかに落して来たので、実家を発掘してみると「インテグラルツリー」があったの
で、それを読み始めました。83年の初版。始めの方と、終りの方を覚えているので、お
そらく、当時、かなりのスピードで読んだのだと思います。なので、読み直しのはずで
す。青背はだいたい持っているので、こういう時は便利。

「太陽の中の太陽」と異なり、ロケットが失われたという設定で、その代わり、変わっ
た動植物が大量に出て来ます。だって、ニーブンなんだもの。

話の流れはスムース。老「科学者」がインテグラルツリーの破滅を予言するあたり、当
時の流行だなと思います。まとめも、なるほどという感じ。名作と言って良いのではな
かろうか。

「龍の卵」のロバートLフォワードが、リングワールドの計算をしているらしい。「太陽
の中の太陽」の方は人工自然なので、そのあたりは考慮外。まぁ、まったく違う話なの
で、比較するのは意味ないんですけどね。

ジェットポッドが植物だとか変なキノコとか、巨大な口を持つ生物とか、そういうもの
を楽しむ話でしょう。

でも続きの「スモークリング」ってのがあるらしい。そう言えば、見掛けました。いつ
かだ思い出せませんが。しかも、買ってないらしい。うーん、困ったなぁ。

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Shinji KONO @ Information Engineering, University of the Ryukyus
河野真治 @ 琉球大学工学部情報工学科