司政官全短編 (創元SF文庫)
河野真治 @ 琉球大学情報工学です。
うっかり買っちゃいました。1,500円?! なんだよ、この値段。実
質再版(司政官+長い暁) でしょ? これと、「消滅の光輪」、「引
き潮のとき」で全部そろうわけなんですが、消滅の光輪は持って
いるんだが、読んだ記憶がないです。「引き潮のとき」は買って
ないです。「長い暁」も見送った記憶がある(自信なし、もってい
るかも)ので、そのために買ったようなものなんだが、ちょっと高
すぎ。
眉村卓って割と期待されていた作家だと思うんだけど、司政官シ
リーズが代表作だと思うと、ちょっと悲しい気がする。「EXPO'87」
の産業士官は、猛烈サラリーマン(だっけ? )の将来を見る感じで
面白かったんだけど、司政官は、もっと弱々。
ロボット官僚というアイデアは面白いです。でも、いまだにこの
程度のロボット知能を作ることは出来てない。第五世代プロジェ
クト自体が、そういう方向にとどめを刺したというところがある
んだけど、チャレンジする価値はあると思う。でも、10年ぐらい
では足りないでしょうけど。
そのアイデアを活かし切れてないのは、ロボットと官僚に関する
理解不足からか?
まだ、全然読んでないんですが、SFマガジンで読んだ「遺跡の風」
を読み直すのが楽しみです。
仮想の年代順に並べるのは疑問。でも、解説は充実してます。そ
れでも、1,500円の価値があるかどうかは微妙。もっとも、2冊で、
1,500円と考えるとそんなものか? 「引き潮のとき」も買おうかと
考え中。
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Shinji KONO @ Information Engineering, University of the Ryukyus
河野真治 @ 琉球大学工学部情報工学科
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