P2Pはもう悪夢ではない?
河野真治 @ 琉球大学情報工学です。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0702/26/news049.html
単一サーバ、特に、WWWサーバは、分散アプリケーションという視
点からは退化でしかない。数十万 (数百万でさえない...) アクセ
スに耐えるために、巨大なサーバを用意するってのは、Internet/
Unix 文化から見ると笑い話で、ビッグブルーな人達から見ると、
笑いが止まらない話だ。
Winny のような削除できない Anonymous P2P は結局、悪だってな
論法の人もいるけど、やっぱり、OSI 階層から勉強し直すべきだ
と思う。TCP/IP 自体が「ソースを問わず、データは送り届ける」
という仕組みなのであって、データの信頼性とかセキュリティと
かは、プレゼンテーション層で行うものです。理論的に、ネット
ワーク層以下が関与しないと不可能だとか証明されているなら別
だが...
「合法デジタル音楽サービスと同様に、コンシューマーを無料の
海賊版があふれる環境から、有料の合法サービスへと引き寄せる
ことが課題となる。そのための戦略は、混沌とした海賊版サイト
よりも優れた体験の提供を目指すことだ。」
ってのは、当り前の正論であって、有料なんだから、その分、ち
ゃんとしたものを出すべきだってことだよね。
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Shinji KONO @ Information Engineering, University of the Ryukyus
河野真治 @ 琉球大学工学部情報工学科
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