河野真治 @ 琉球大学情報工学です。

ウィル・マッカーシって誰? 

シラノ・ド・ベルジュラックつうか、ドン・キホーテっていうか、
大言壮語と時代がかった大恋愛。そんな話です。

小道具が、
    マイクロブラックホールとかを使ったコラプシウムと、
    人工プログラマブル原子みたいなウェルストーン
    なんでも複製転送装置ファックス
ですが、まぁ、

 「なんでもあり」

ですね。前半(1部、2部)を読んだ時の印象は「駄作」。まるで、
スカイラーク3 を読んでいるようだった。技術寄り過ぎで、話が
つまらない。

なんだが、後半(3部)は良くできてました。3部に出て来る人物は、
1部、2部にも出て来ているので、読み飛ばして少し損した気がし
た。でも、あまりにもつまらないんだもの。

一つは、モチーフが同じだからだよな。「コラプシウムが太陽に
落ちる〜」は、いいんだけど、3回続けるか? この作家はいったい
何を考えている?

分身を作れば、自分は死んでも良いというのは、潔くて気に入った。

ウェルストーンは特許取って実際に作る気だったようですが、
まぁ、頑張ってください。

「アグレッサー・シックス」も確か買っちゃったんだよな〜 ちょっと、
後悔気味...

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Shinji KONO @ Information Engineering, University of the Ryukyus
河野真治 @ 琉球大学工学部情報工学科