河野真治 @ 琉球大学情報工学です。

In article <ecdokl$ne$1@caraway.media.kyoto-u.ac.jp>, "seiwa-ss" <seiwa4484@if-n.ne.jp> writes
>  宗教的熱狂とイデオロギーの区別がつかないみたい。

In article <ecav3u$4e3$1@caraway.media.kyoto-u.ac.jp>,"seiwa-ss" <seiwa4484@if-n.ne.jp> writes
> 最初に指名された関大尉なんて、遺書で、「ぼくは急降下で弾を
>当てられる。こんなことをさせる国はバカだ、ぼくは妻を守るため
>に戦う」とわりとはっきり書いていたりするんですね。かなり悲壮
>だったわけです。

宗教も、イデオロギーも、家族を守るって論法も、戦争に人を駆り
出すのに使われたと言うことに関しては同じように使われてます。

戦争させる、あるいは戦争してもらう方に取っては、どんな理由
で戦おうと構わないわけですね。実際、金で雇ってもいいわけだし。
そういう意味では同等だし、この文脈では区別する必要もないです。

> はいダウト。特攻隊員はべつにだまされてないし洗脳もされてな
>いし(知っててやってます。だから関大尉みたいに文句言う人もい
>た)、人間関係でがんじがらめになってもいません(後から志願制に
>なったから)。ざんねんでした、あなたの認識と知識がわかってよ
>かったです。

これも、どうかなぁ。

沖縄での集団自決とかは、はっきりだまされていたわけですよね。
じゃぁ、特攻隊員はどうかって言うと、やっぱりだまされていた
ことには変わりはないと思う。

もちろん、両方とも、自分の判断で馬鹿なことしているわけです。
自分でやったんだから、知っててやった、だからだまされてないっ
てのは、論法になってません。爆弾テロ犯だって、いろいろ吹き込
まれて信じてやってるわけだよね。

靖国神社がそういう「洗脳」の手段だったことは確かだし、A級戦犯
の政治的な合祀とかを見ても、まだ、それをやっている、あるいは、
そのように使われているわけだよね。

そして、靖国神社に公式参拝することにより、政府がそれを認める
ことになるわけでしょ? やっぱり、まずいよ。

日本の国に対する誇りとかは、サッカーでも野球でも、別に、そんな
もので良いと思う。靖国神社は、誇りを持てる部分とは違うものです。

死者へのなんとかとかいうなら、戦死者ではなくて、やっぱり、戦
没者全体だと思う。沖縄の平和記念公園みたいなものだね。単に、
名簿の問題なんだから、そういう施設を作って、名簿を写せば良い
だけだよね。どちらにいくかで政治家を判断できるってのは、別施設
方式の利点の一つでしょうね。

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Shinji KONO @ Information Engineering, University of the Ryukyus
河野真治 @ 琉球大学工学部情報工学科