河野真治 @ 琉球大学情報工学です。

あの判決文は面白かったので読んでみれば良いのに... まぁ、
そんなもの読まずに自分で勝手な主張をしているのが面白い
ってことなんでしょうけどね。

In article <vnQGd.47$2V6.16@news1.dion.ne.jp>, "yam" <h_yam@h8.dion.ne.jp> writes
> それとは逆の例ですが、若かった頃、自分が止めるように提案
> したのに却下されたビジネス(自分自身はその時点では加わっ
> ていなかった)が、多くの投資の末、結局ポシャッた時に、
> 「だからやめろっていったじゃん」と言ったら、「そういう事は
> 自分の首をかけて止めた時に言う事だ 」と言われました。

まさに中村氏がやったのは、その逆で、周りから止められそうにな
ったものを体を張って維持したんですね。地裁の貢献度の判定は妥
当だと思ったけど。

    首をかけて得た特許
    さして投資もしなかった研究から得られた利益

ここで、中村氏のとったリスクと会社のリスクとどっちが大きい?

エレンブロコビッチは100万ドルのボーナスをもらってましたね。

会社に1000億円の利益をもたらした人物に対して、どういう処遇を
するかっていう問題なんだけど。もちろん、ちゃんと契約(例えば、
特許でどんなに儲かっても2万円とかの契約(でも、さすがに、そん
な契約は社会的に通らないか...) ) していれば問題なかった。契
約をさぼったのは会社の方であり、そのつけを払っているわけです。

そういう契約がなければ特許に関しては、歩合が普通です。5% と
かだって別に不思議じゃない。50%は、この場合の特殊なものだと
は思うけどね。けど、6億円は安すぎ。

> 当たるかどうかわからないから、自分で投資するのではなく
> 会社に投資させていたわけでしょ?これが、自分で馬券を
> 買わない予想屋でなくてなんなんですか?

既に儲かるとわかってからした会社の投資はそういう予想には
含まれないです。

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Shinji KONO @ Information Engineering, University of the Ryukyus
河野真治 @ 琉球大学工学部情報工学科