河野真治 @ 琉球大学情報工学です。

2003 年度の数値だと、

    アメリカの債務残高は GDP 比率  57%  (財政赤字 0.7%,  2004年度は3.6%)
    日本は、                      151%  (財政赤字 7.8% )

あのイタリアでさえ債務残高は103%程度なんですよね。

対外債務が少ないって話はあるけど、これは結局は、なんらかの形
で相殺するしかない。そういう必要はないという意見もあるかと思
いますが、税金のほとんどが利払いに当てられるってのは、やっぱ
りうれしくないでしょ? 

それを消費税上げ(全額賄うとすれば20%程度と言われてますが...)
で処理するとすると、それは、

     金持ちのために行われて来た財政出動のつけを貧乏人を含めて均等に払う

ってことになるのか? あるいは、

     税金逃れの方法がなくなり、金持ちが税金を払うようになる

のか...

151% で破綻してないのは、むしろ不思議。破綻するのが時間の問
題と考える方が普通だよね。日本の国債を買う外国人なんていない
よなぁ。

問題は、どのように破綻するかってことなんだけど、

      国債暴落 => 長期金利上昇 => 超インフレ => 円安 => インフレスパイラルへ

ってのが一番安易な予想ですけど、他にはどんな破綻シナリオが
あるんでしょうか?

国債暴落のきっかけとしては、

      消費税の段階的上げ

かなぁ。これは、国債の実質利率のマイナス化ってことですよね。

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Shinji KONO @ Information Engineering, University of the Ryukyus
河野真治 @ 琉球大学工学部情報工学科