Day after tomorow

河野真治 @ 琉球大学情報工学です。

ここでは無視されているようですが、デイアフタツモロー見て来ま
した。

海流の異変で、一気に氷河期に突入するんだけど、その途中で、マ
イナス100度に急冷する台風の目が出来て、それがニューヨークを
襲うみたいな話です。地球温暖化で音速を越える巨大台風が出来る
って言う「大暴風」とかいう駄作なSFがあったけど、それより荒唐
無稽。でも、話はこっちの方が面白いかも。

割と可もなく不可もなくみたいなできですね。地球の写真の処理は
結構きれいだった。もっとも白ばっかりなんだけど。

最初が学会シーンだったりするんで、テンポたるい感じ。あんまり
ハラハラドキドキって感じではないです。

突込みどころは割とたくさんあるんだけど、

ま
、
い
い
ん
だ
け
ど
さ
。
。
。



やっぱり数週間で氷河期に突入するってのは、問題ありだよな。マ
イナス100度に落ちたって、そんなにいきなり急冷されるかなぁ。
周りは空気なわけだから、そんなに熱量を奪えるとは思えないです。

親子の関係の書き方は希薄。成績の話はなんか変です。むしろ、「
グリーンランドで遭難して、お父さんと10日も一緒にいられて良か
った」みたい方が印象に残ったかな。お母さんの方は、もっとどう
でも良い感じで書いているし... ま、破綻しているって程でも
ないんだけどさ。

結局、数日、部屋に閉じ籠っていればやり過ごせる程度の危機なら、
そういえば良いのに。で、その後でヘリコプターでいけるなら、そ
うすれば良いのに。って、たこな予測プログラムを書いて、予測を
外しまくっている博士の自業自得な話だとも言えるんだよな。「今
度も外れるんじゃないのか?」ってのは副大統領でなくても思うぞ。

あと、海面上昇も出て来るんだけど、その原因は何? やっぱり、超
低気圧? 低気圧で海面が上昇するってのはあったような気もするけ
ど、数十メートルは無理あるんじゃないかなぁ。

で、その海面は結局凍っちゃうわけだけけど、氷の圧力結構ある
よね。ビルが壊れるってのはあるんじゃないかと思いました。
ニューヨークのビルの脆さは、9/11 で思い知ったし。

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Shinji KONO @ Information Engineering, University of the Ryukyus
河野真治 @ 琉球大学工学部情報工学科