Re: 拉致は招待だ (非アリストテレス的論理学)
河野真治 @ 琉球大学情報工学です。
In article <3f7e6b76_1@127.0.0.1>, Miya_S <kmiyashita@firemail.de> writes
> SEO Shirou <sessha@myself.com> wrote:
> 教育の方面では、一般意味論を取り入れているところも結構あるようで
> すが、実際にはなきにひとしい。
僕が知る限り、まったくありません。そもそも生き残ってもない
です。
> そうですね。前提にないものは結論にもない。近代と古典の違いは明瞭
> です。
a->b で ~ a の時に無条件に真なのは、a 以外の場合は考慮しない
というだけです。そこに別にマジックはありません。
そこに思い入れをいれる方法にはいろいろあるけど、Entailment
は、別な基準があるのが普通。一種の様相論理だね。
> もう一つは、価値からは決して事実を演繹できないし、事実からは決し
> て価値を演繹できないという、価値情緒説、あるいは価値二元論の実生
> 活での応用ではないでしょうか。無論、非二値論にかかわることですが。
さぁ。事実は記号論理的な整合性があるけど、価値は主観的な評価
だから整合性は得に要求されません。だからと言って無関係だとは
いえないね。価値を、適当な事実、例えば、お金という数字に対応
させれば、論理的な整合性は復活し、事実と対応させるのは手続的
に可能になります。それが、市場というわけだ。
君には理解できないだろうけど。
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Shinji KONO @ Information Engineering, University of the Ryukyus,
河野真治 @ 琉球大学工学部情報工学科,
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