河野真治 @ 琉球大学情報工学です。

「つまらん」それだけ。時間旅行者の方は結構面白いと思ったんだ
けどな。

死んじゃった兄弟が、仮想世界か死後の世界かそんなんで、互いに
探し合う話。

仮想世界の設定とかを作者がどうでもいいと思っていることは確か
なので、SFとして成立してないと思う。少なくとも、「なんらかの
ルール」がないと小説になり得ないと思う。そのあたりがどうでも
いいってのは最初の方でわかってしまうので、話自体がどうでもい
い感じなんだよね。どうせ死んでいるし。

仮想世界ものだと、DIASPOLAとか、ダンバースとかの方が良かった
な。肯定的な感じだし。死んでいるって言っちゃったら、やっぱり、
終っちゃうと思う。

兄弟の記憶とか人生とか関係が、もっと面白いなら、まだ、読める
んでしょうけど、内容の割りに長すぎ。余計な部分も多いし。これ
だったら、純粋に兄弟の回想だけで構成した方がいいと思う。「タ
カハシ」なんていらないです。

最初の20ページと最後の1ページで十分かも。ここまで、つまらない
小説読んだのひさしぶりかも。「手で育てられた少年」以来かな?

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Shinji KONO @ Information Engineering, University of the Ryukyus, 
              PRESTO, Japan Science and Technology Corporation
河野真治 @ 琉球大学工学部情報工学科, 
           科学技術振興事業団さきがけ研究21(機能と構成)