TANIGUCHI Takaki wrote:
> こ
> れ
> ぐ
> ら
> い
> か
> い
> ぎ
> ょ
> う
> し
> て
> お
> け
> ば
> い
> い
> の
> な
> 。
> も
> う
> ち
> ょ
> っ
> と
> ?
> 
> 
> さて,あっさりとオリンピックは終わってしまいました。

4-3, 3-2。 点差にして1点ずつでしたが、それぞれ点差以上の何かが決定的に
違いました。


> 谷間の世代とかとんでもないキャッチフレーズをつけられた選手たち,
> よく頑張っていたと思いますよ。A代表に入れそうな選手,今は無理でも
> 2006,あるいはその先に期待がある選手,ちゃんといますよね。

います。
いますが、その「谷間の世代」と呼ばれた理由だったナイーブさとがむしゃらさ
の欠如が、結局本番で露呈してしまいました。五輪最終予選の翌週にこの2戦が
あったらよかったかもしれませんが、あの興奮状態から間を置いたら、あそこで
盛り上がったがむしゃらな雰囲気が消え、妙な様子見状態でゲームに入る、肝心
な局面であなたまかせになるという悪い癖が戻ってしまった。

ひきかえ、パラグアイもイタリアも、最初の20分でゲームを決めてやるという
ような勢いがありました。それこそがむしゃら。

歴代若手日本代表チームも相手にがむしゃらに来られるのは苦手でしたが、今回
も、ああやっぱりという感じ。イタリア戦も前半持ちこたえていれば、勝機は
あったはずでした。


> 私の見るところ,やはり監督がひどすぎでしょう。

山本もこのレベルでの経験ないですからねえ。理論派ですが、本番でピンチに
なったときに何をするかというのは、理論とは別の能力ですから。トルシエも狼
狽するほうでしたから、それは「若さ」かもしれません。それを考えると「何も
しない」という選択ができるというのも一種の「能力」なのかもなあ、と、ふと
思ったりもして。


> 山本監督は教科書の知識だけで現実に対処できない優等生タイプのように
> 見えました。

やっぱりオリンピック世代でも、このレベルで戦うときには、もうちょっと国際
経験を積んだ監督じゃないと。背伸びして日本人監督にこだわる必要はまだない
と思います。それほど人材がいるわけでもないし。現状では、経験ある外国人監
督に任せたほうがいいような気がします。

その間、日本人監督候補がすべきは、海外修行。海外の弱小クラブチームの監督
でもいいし、弱小国の代表監督からはじめてもいいから、ドサ回りして自分を鍛
えて実績を積んで、海外の監督マーケットにリストアップされるくらいになって
から、外国人の監督候補と同じ条件で競争して日本代表監督に選ばれるくらいに
ならないと。

ちなみに、ベンゲルは、名古屋の監督をしてずいぶん得るところがあったと自分
の本で書いています。名古屋時代があって今の自分がある、と。

> 協会は代表監督選考を考えてやって下さい。

協会は、お抱え日本人監督を代表に、という幻想をいいかげんに捨てたほうがい
いですね。

萩原@グリフィス大学