In Article of <441E3186.7B4F8E7B@tim.hi-ho.ne.jp> ,
Miyakoshi Kazufumi wrote:
>>ども、みやこしです。

どもです。

>>「よみがえる空 -RESCUE WINGS-」のネタばれを含みますので、一応改行を。
>>
>>ひ
>>ょ
>>っ
>>こ
>>り
>>ひ
>>ょ
>>う
>>た
>>ん
>>じ
>>〜
>>ま
>>〜
>>
>>これが本郷三佐の過去と重なる訳ですが、第7話冒頭(と言うかオープニング)
>>が、その過去の場面で、本郷三佐と同乗していて死亡した人の葬儀で、故人
>>の遺志で「ひょっこりひょうたん島」が流される、というのがあります。

まあここで視聴者はまずひっくり返りそうになるわけです。なんで
この曲やねん、ネタで笑かすにも限度があるぞ、と。

>>で、今度は第8話のラストで、救助活動後の救難隊の宴会(名目が何だったか
>>忘れました…初めから予定されていたもの)の二次会のカラオケで、本郷三佐
>>が内田三尉と「ひょっこりひょうたん島」をデュエットし、次第に隊員たちも
>>声を合わせて歌い出し、そしてそのままエンディングに突入していく、という
>>演出になってました。
>>
>>この「ひょっこりひょうたん島」の歌詞が、全力を尽くしても助けられず、
>>助けられても元の体には戻れないという辛い現実に直面しながらも、それを
>>乗り越えてまた進んでいかなければならない救難隊員達の心情とぴったりで、
>>実に見事な演出になってました。「ひょっこりひょうたん島」を聞いて泣き
>>そうになったのは、初めてです。

私も泣きそうになりました。尤も視聴時でなくひょっこりひょうたん島の
裏話を知った後でのことですが。
# 裏話については語ると台無しになるので割愛。
Bright Side of Lifeといいながら実際は後ろ暗い話であり、人は誰しも
喪失や欠落していった部分を持ちながらもそれを覆い隠すように
生きていくのではなく、かといってそれを埋め戻そうとするのではなく
それを受け入れて前へと踏み出していく、というメッセージが
本郷三佐の過去話とあの歌に集約されていたように思います。

全力を尽くしても〜と言えば今回の雪山三部作も普通のアニメならば
有り得ないような真面目な鬱展開になっています。ただこの作品、
男キャラの顔立ちが似通っていて髪型以外で人物の判断がし辛い難点が
あるため誰が助かって誰が助からなかったのかまるで判らない;-)
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