Kiwiです。まだ見てないので部分反応。(^^;

Kiwi個人は「エド・ウッド」「マーズ・アタック!」「スリーピー・ホロウ」は
嫌いじゃないのですが、できが良くないのは否定できないでしょうね。

In article news:c9nepu$7i9$1@bgsv5648.tk.mesh.ad.jp
"ISHIBASHI" <m-ishibashi@mtb.biglobe.ne.jp> wrote:

| しかし、こと、
| ティム・バートン作品に関しては・・・
| 正直言って、
| 「エド・ウッド」?
| 「マーズ・アタック!」?
| 「スリーピー・ホロウ」?
| どこが面白いの、って・・・

いやいや、"シザーハンズ", "Nightmare before Christmas", "Vincent"
は必見でしょう。個人的には"ビートルジュース"も入れたい。。。(^^;

ティム・バートンの本来の持ち味は「童話作家」という面持ちだと思うです。
「バットマン」シリーズの製作にあたり、プロデュース側と衝突(このあたり、
テリー・ギリアムを彷彿とさせますなぁ)したことを契機に理論武装に走り出し
たのですが、その結果が

| 「エド・ウッド」?
| 「マーズ・アタック!」?
| 「スリーピー・ホロウ」?

ついでにいうと「プラネット・オブ・ジ・エイプス」でしょう。

「エド・ウッド」では、ドラキュラ役者のヴィンセント・プライスに

        (ドラキュラなどの)怪物映画は人々の集合的無意識(collective
        unconsciousness)の表象(representation)なのだ

と説教ぶたせたりしています。その延長上で、童話を題材としたゴシック小説化
の実験に取り組んだのが「スリーピー・ホロウ」と思われます。

原作を読むと、フランケンシュタインなどのゴシック小説の類というよりは、や
はりイソップなどの教訓含みの童話の類に他ならなかったりします。しかも、映
画化されたスリーピーホロウより、その原作童話「スリーピー・ホロウの伝説」
の方がおもしろく、深みがある──。映画「スリーピー・ホロウ」は男どもより
女性の支持が篤い印象が私にはありますけど、その理由のひとつがこれなのかも
しれません。やっぱり童話に他ならない、と。

個人的には、ティム・バートンは早く自分の路線に帰るべきだと願ってました。
なので「ビッグ・フィッシュ」は見に行ける日をたいへん楽しみにしております。
行けるかなぁ。(^^;

ちなみに、ナタリー・ポートマンは、スターウォーズシリーズより、「マーズ・
アタック!」の方がかわいく、魅力的に撮れてると思うのは贔屓の引き倒しでしょ
うか?(^^;


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Kiwi / 川島  貴 <kiwi@do-z.net>
http://www.cinemasaloon.com/