> > なお、多数決を取る議会は小選挙区制ではまずいですね。
> 
> これは良くわからないな。もう少し説明してくれませんか?

多数決は国民の頭数で決めないとダメな気がするからです。
国民の10%が賛成する政策は、
どこかで多数決を取った時10%の賛成を得ないと、
国民の意志が反映されたとはいえないと思うのです。
0%や9%や11%や49.999999%の賛成では
結果が国民の頭数の時と同じ(たまたまでしょう)でも、
国民の意志が歪められていると
私は考えます。
比例代表制の考え方ですね。

> 
> 普通は、小選挙区で立候補する議員が自分の政策を明らかに
> すれば、議会での議論を小選挙区の立候補者を選択すること
> により左右することができます。

どんなに小選挙区制を改良しても定数が1のため、
切り捨てられる頭数が出てしまい
(価値観の数が定数分しかないからです。
当選者と相反する価値観の持ち主の頭数は議決に活かされません。)、
国民の頭数を再現できません。
特に各選挙区に差異が全く無い場合、
当選する議員にも選挙区毎の差が無くなり、
議会での議決は全員賛成か全員反対かのどちらかにしか成らないでしょう
(どちらも「翼賛国会だ!」と文句をいわれるでしょう)。
そういうわけで、
> > なお、多数決を取る議会は小選挙区制ではまずいですね。
と書いたのです。

が、なにより、「政府は小選挙区制の類で選ばなければ成らない」と書いたので、
「こいつは翼賛国会を目指しているのか!」と誤解されたくなかったのです。
よって、あんな中途半端なものになってしまいました。