マガジンZ誌に載ってましたが、「Official File Magazin
e仮面ライダー」なる雑誌が、村枝氏監修で6月に発売になります。
 月2回発行、前12号。
デアゴスティーニやデルプラドの様にはならないようです。


では、遅くなりましたが、グランセイザー第21話「迫る!地球最後の日」です。

○国防省
日本政府の要請を受けて、米軍がガントラスをミサイル攻撃することになった。
「太陽黒点の異常活動が続く限り、ロギアは計画を実行に移さんでしょう」
「だがそれが納まれば、我々に残された時間は・・・あと8時間!」
「インパクタールシアの意識が回復すれば・・・ロギアの居所が判るかも知れん
!」

太陽から出た光は、約8分で地球に到達する。
8時間と言うことは、ガントラスの大気圏外速度は光速の1/60?
秒速5000Km!
いや、これは直線距離での計算だから、実際はもっと速いのか!?

○京南大学病院
未加ちゃんたち3人の力で倒されたルシアは、伝通院先生の病院へ搬送された。
「治療できない?!」
「彼女は宇宙人だ。体を構成している物質が、根本的に違う」
「だって、人間そっくりじゃないか!」・・・見たのか?
「見た目は似ていても、まったく別の生物だ」

ルシアちゃん、その乳は本物?
ちょっぴり嵩上げしてない?

「地球の医学では彼女を救うことは出来ない。このままでは、死を待つだけだ」
「天才ドクターだの、ゴッドハンドだのって、ハッタリなのかよ!何とかしろよ!
!」
食って掛かる天馬だが、医者に時計を修理しろと言ってるようなものだ。
「彼女を救う方法が、一つだけあるが・・・」

○新宿
ロギアのパソコンに表示された軌道によると、ガントラスは現在金星の軌道の内側
に侵入。
もうミサイルを撃っても追いつかないんじゃないか?
「滅亡へのカウントダウンだ。さらば地球人類よ!行け、ガントラス!!」

○衛星軌道
まだそんな所にいるのか。あのパソコンの表示は何なの?

○国防省
「何だって?そんなバカな!」御園木の電話に、驚愕の事実がもたらされた。
太陽黒点の活動が予測より早く納まってしまい、ガントラスが軌道を離れた。

さっきの8時間と言うのは、太陽黒点の活動時間なのかな?

「衛星ミサイルの攻撃は?」
「ああ、すでに射程圏外だ!」・・・アホか!
「ロギアを見つけ出し、ガントローラーを取り戻すしか無いと言う事か?!」
「・・・頼む!」
妖怪博士は、グランセイザーのバックアップのために、彼らの元へ向かった。

ミサイルの特撮の予算が無かったか?

○京南大学病院
炎のトライブの3人が集中治療室の前で待機している。
「走るな坊主!!」おっかない看護師長に怒られる博士。
「地球が!!・・・いや・・・ルシアは?」
「まだです」
「ガントラスが、太陽に向けて飛び立った!」
天馬はガルーダで追尾撃墜する案を出す。
しかし、ガルーダはガントラスのナックルボンバー(違)を受けて修理中の筈。
「たとえ修理が終わっていたとしても、今からでは追い着けん!
ロギアを探し出せ!それがガントラスを停める、唯一の方法だ!」

病室では、伝通院先生と愛ちゃん、そして蘭ちゃんが、ルシアに対して出来ること
も、ただ見守っていた。
博士が病室に「出来ちゃいました2号」・・・いや、修理品を持ってきた。
「ウェーブキャッチャーの修理が終わった。これで一刻も早くロギアを」
「わかった!」今度は天馬がむしりとる!「今度は俺が行く!」
「待って!」愛ちゃんが止めた。「こちらから探しに行かなくても、ロギアはここ
に来ると思うんです」
「ルシアがいるから?」
「そう。地球を破壊する前に、彼はルシアを助けに来る」
「しかし、ここに来れば、我々にガントローラーを奪われるかもしれない。ロギア
がその危険を冒すかどうか?」
「ガントラスはすでに動き出した。我々に待っている余裕は無いんだ!」
「行くしかねぇよな!」
愛ちゃんを残し、5人の戦士と博士は病室を出た。


「奥さん聞いた?ここの病院、妖怪が出るらしいわよ!」
「まぁ怖い!でも先生はイケメンよ!」
と、近所では噂だ(嘘)。

○路上
博士の車で電波を追跡する未加ちゃんたち。

・・・奴は新宿にいるのに、何でこんな峠道を・・・?

○京南大学病院
ルシアが目を覚ました。
「ルシア?しっかりして」
「・・・お前は・・・」
「動かないで。私たちの仲間が、あなたに応急処置をしてくれたの。
でも、あなたたちの体は、地球人とは違うから・・・このままだと・・・」
自分のスーツの中に、薬があるとルシアは告げた。
愛ちゃんがそれを与えようとしたとき、先生が戻ってきた。
ルシアの手から薬をもぎ取ると、「これは、毒薬だ!」

見ただけで判るとは、お前は真田技師長か?

「敵の捕虜になるぐらいなら、死んだ方がいい」

恥を知る者は強し。常に郷党家門の面目を思ひ、愈々奮励して其の期待に答ふべ
し。
生きて虜囚の辱を受けず、死して罪禍の汚名を残すこと勿れ。
・・・って、戦陣訓かよ!

「そんな・・・」
「ここにロギアは来ないな」

○宇宙空間
ガントラス、順調に航行中。

○新宿
ロギア、順調に操縦中。
・・・ガントローラー、ず〜っと掲げてないとだめ?

ふと背後を見ても、そこにはかわいい部下はいない。

○山中
ウェーブキャッチャーがハイパー・ウェーブをキャッチした。
発信源の木立の地中にあったものは、謎の装置。
「・・・これは、デコイだ」

や〜い、ひっかかった!!前回一度、逆探で位置を露呈したから、用意していたん
だろう。
やっぱり探知機1台じゃ、位置の特定は無理があるんだな。

「ロギアの罠だ!」気づいたときには、周囲をギグファイターに取り囲まれていた
!
変身して戦うミトラス、ヴィジュエル!
だが、今回は数が多い!
天馬も装着して戦う!

○京南大学病院
屋上。剣が天馬たちに携帯をかけているが、通じない。
「無駄だ!」
「お前は?!」
「ロギア!」

なんと、本人自らお出まし。
愛ちゃんの読み、当たりましたね。

ルシアも再び目を覚ました。

「お前たちの仲間は、今頃私が仕掛けた罠に落ちている筈だ。ルシアを渡せ!」
「彼女の命を救えるのは、お前だけだ。ルシアは還す。
しかし、そのガントローラーを、こちらに渡してもらおう」
「バカめ!私は交渉しに来たんじゃない。お前たちを倒しに来たんだ!」
アルカニスで変身するロギア!
「やめて!あなたは私達にガントローラーを奪われる危険を冒してまでここに来た
!
それはあなたがルシアを愛しているからでしょう?」
「うるさい!」ホロスナイパーを抜いた!
「装着!」変身し愛ちゃんの盾になるレムルズ!
「お前たち地球人を皆殺しにすることが、私の任務なのだ」
ルシアが屋上に現れた。
「ルシア、無事だったか?」
「どうして?任務のためには、部下の命など・・・」
「ルシア!」彼女をかばう司令官。
愛ちゃんと剣に指示を出すレムルズ。
「ガントローラーを!」
「装着!」変身する二人。

・・・って、ルシアをかばっている隙を突いて奪うんじゃないのかよ。

○山中
タリアスたちはギグファイターに苦戦中。
ヴィジュエルはブービーとラップにひっかかって、チェーンで絡め捕られる!

やっぱりケダモノだから・・・。

「しまった!」と言いながら、自分で巻きつけてません?
救援に駆けつけたミトラスも包囲された。
タリアスはセンサーにひっかかり、爆弾で吹き飛ばされる!

ロギアはベトナム従軍経験が・・・(ないない)

○アイキャッチ
今週はトラゴス。今日はまだ出てないけど?

○京南大学病院(?)
病院の屋上を離れ、ロギアと格闘するレムルズ!
「先生!」「洸さん!」瀕死のルシアを担いできたリオンとパイシーズ!
だが、デカレッド並みに無駄の多い動きのロギアに、ホロスナイパーで狙い撃ちさ
れる!
「お前たちは、所詮滅びる運命なんだ!」
そこへなぜかやってくる、黒焦げの天馬。
「やめろー!」
ロギアにキック!
「天馬!」
「あんなセコい罠で、俺を倒そうったって、そうは行かないんだよ!」
「無駄だ!もうすぐこの星は、滅亡する!」

愛ちゃんたちの後ろで、連れてこられたルシアも立ち上がる。

「ロギア!」全身に炎をまとい、ロギアに突進するタリアス!
ロギアはホロスナイパーをマグナスラッグモードにチェンジ!
3本目の銃身と照星が飛び出す!
タリアスに愛ちゃんが叫ぶ!
「天馬さん!ロギアはルシアを助けに来た!冷酷なだけの宇宙人じゃない!」
マグナスラッグの強力な銃弾を弾き飛ばしながら、突っ込んでくるタリアス!
彼のキックが、ロギアの腰に着けたガントローラーを宙に飛ばした!
「天馬!ガントラスを止めるんだ!!」
ジャンプしてガントローラーを確保するタリアス!
『グランセイザーの力を受け継ぐものよ!』
タリアスの耳に、謎の声が聞こえた。
『私を、この戒めから解き放ってくれ!』
「誰だ?どういう意味だ?」
「天馬!ガントラスに呼びかけるんだ!」博士がアドバイスした。
「地球に戻れ!ガントラス!!」

○宇宙
タリアスが掲げたガントローラーから、一条の光線が渦を巻きながら宇宙へと延び
た!
その光条は、太陽へ向かうガントラスに追い着いた!
タリアスの指示を受領し、進路を反転するガントラス!

○建設現場
「私の使命を、貴様たちのような下等な生物に潰されてたまるか!」
宙を駆け、タリアスに挑むロギア!
キックを受けて吹っ飛ばされるも直ちに反撃に転じ、ロギアに連続キックを叩き込
むタリアス!
「思い上がるな、ロギア!」
上空から轟音が聞こえる!
ガントラスが帰ってきたのだ!
大気との摩擦で燃え上がりながら、ろくに減速もせずに地上へ降り立つガントラス
!

せめて軟着陸にせい!

「ガントラス!」
「あれがガントラスか!」博士は初見だったっけ。
「よし」

「身の程知らずの人間どもが!許さん!」
またまた無駄の多い動きで、ホロスナイパーを撃つロギア!
銃弾はタリアスの持つガントローラーに命中!
「しまった!」
操縦器を損傷したため、再び活動を停止するガントラス。
「おのれぇ!」タリアスに連続キックの逆襲!
倒れ込んだタリアスに、「止めだ!」必殺キックを見舞おうとしたとき、二人の戦
士が突っ込んできた!
タウロンとトラゴスだ!ダブルビーストキック(勝手に命名)がロギアを吹っ飛ば
す!
「直人、豪!」
「ロギア、そこまでだ!」
「遅くなって、すまなかったな!」スケジュールの都合で(違)

逃げるロギアの前に、ギャンズとダイルが立ちふさがる!
「待て!」
「お前たちの力では、私を倒すことは出来ん!」
そこへタウロンとトラゴスも加わる。
「確かにお前は強い。だが!」トラゴス
「俺たちが力を合わせれば!」ギャンズ
「ブルキャノン!」
タウロンの両肩に大砲が出現し、ロギアに連射を浴びせる!
弱そうな相手に狙いを定めたか、ギャンズとダイルに襲い掛かるロギア!
初めて専用武器カルニコスを手に、ロギアに対するギャンズ!

「水の心の戦士!長き物を手に敵を薙ぎ払え!」(違)

思ったとおり弱いギャンズ・・・。
ギャンズに気を取られている隙に、ダイルの「大旋風破!」が吹き荒れる!!
強風と衝撃に吹き飛ばされるロギア!
「今だ、豪!」
「覚悟しろ!ペネトレート・サンダー!!」
ホロスナイパーの連射をものともせず、上空から一気にスパイラルホーンで吶喊!
!

その時、雲を裂いてクラウドドラゴンが降臨!

「バカな、この私が・・・」
トラゴスの攻撃をまともに受け、気息奄々のロギア。
「止めだ!」ギャンズがガルニコスを振り下ろそうとしたとき、Vソードが飛来し
て切っ先を阻む!
「ルシア!」
戻ってきたVソードを受け止めた後、ルシアはその場に倒れた。
「ルシアー!!」
部下に駆け寄り、抱きかかえるロギア。
「ルシア、お前は・・・」
「二人まとめて倒してやるぜ!」
突進してくるタウロンたちの前に、愛ちゃんと蘭ちゃんが立ちはだかる。
「待って!」ロギアに向き直り、「お願い。このまま二人で、自分たちの星へ帰っ
て。
これ以上戦い続けても、お互いにいい事なんか一つも無いわ!」
「黙れ!!インパクターの誇りにかけて、お前たちは必ず倒す!」
ルシアを抱き上げたロギアは、そのまま姿を消した。
ロギアの消えたあたりを見守る戦士たち。
「おとなしく宇宙へ帰るとは、思えんなぁ」
「そんな・・・」果たして、豪の読みは当たっているのか?

クラウドドラゴンがとぐろを巻く雲から光が降り注ぐ。
周囲に滞空する四大超星神から光が発せられ、ガントラスに当たる。
ゆっくりと浮き上がったガントラスは、輝きながら雲の中へ消え、超星神たちが後
に続いた。

「クラウドドラゴンがガントラスを・・・。どういうことだ?」

クラウドドラゴンの首のスペースに乗ったガントラス。運転手は君だ(違)

グランセイザーの活躍によって、太陽系消滅計画は阻止された。
しかし、ロギアはグランセイザー打倒を諦めていなかった。


いや〜内容濃かったです。
見逃したら最悪でしたね。

この期に及んでも、10人しか出ないグランセイザー。
しかし、東宝のHPで「今回装着するグランセイザーは11人」と書いてある。
しっかり数えろよ。
来週は、四大超星神揃い踏みだから、きっと全員出るでしょう。

-- 
「蒸着せよ!!」 Red Lantis redlantis_@Yahoo.co.jp
アットマークの前にアルファベット小文字でタイプRと加えてください。